夏向きな駅舎 ちちぶ旅16 | 駅が大好き!misakitty

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日本中の駅と空港を旅するmisakittyの空鉄の記録です。
国内の鉄道はほぼ完乗済み、航空は、JGC・SFC取得済み2024年はJGCプレミア資格。

下車した上長瀞駅、構内は2面3線です。

 
中小私鉄の駅にしては、ホーム長いですよねえ。なんだか国鉄の旧本線駅みたいな風格があります。
 
おっと、島式ホームには、こんな良い雰囲気の待合室がありますよ、あとで見てみましょう。
まずは駅内に…
 
古そうな感じ。
 
天井が高いですねえ、それに自動券売機がある場所の石造りのカウンターも良いです。
 
さすがに天井は補修が行き届いてないですが、天窓もあって風情があります。
吊り下げられた蛍光灯がローカル駅らしさを醸し出しています。
 
酒どころなのか、日本酒の広告が目立ちます。
 
外壁と庇を繋ぐ支柱には、古レールが使用されているようですね。
 
駅前は静かですが新しい住宅と観光地のお土産物屋さんが同居している不思議な光景です。
 
では駅舎です。
看板の字が薄くなっているのもローカル線ぽくて良いじゃないですか。
 
駅舎全景です。
ローカル線の駅だから小降り思ったら大間違い。
観光客用の団体改札もあるような立派な大きな駅でしたよ。
 
正面からもう一度。
中央は吹き抜けになっていましたよね。
 
サイドに回ってみます。
壁面はブロック積みなんですね、腰高窓下の石造りの壁面が古い駅舎であることを感じさせますね。
昭和の中期までは磨き上げられたこのような壁面は最先端のものだったのです。
 
こちらの改札ラッチはボロボロになりながらも現役で使えそうな状態で残っていますね。
 
秩父鉄道は交通系カードが使えませんから、このように古いままの改札が残されているのは嬉しいですね。
 
改札を抜けてホーム側の壁面をもう一度。
ひんやりとしていて、背中をくっつけると気持ちよさそうです。
夏向きの駅舎といえそうです。
 
駅長室の看板、わざと古いまま残しているのでしょうか?
 
ホームに戻るとちょうど貨物列車がやってきました。
このときだけは、駅が賑やかというか重い音に圧迫感すら感じます。
 
貨物列車が去った後の駅舎には、再び静けさが漂います。
 
秋晴れに何もかもが美しく感じられます。
ところで、何か忘れているような…
 
そうだ!最初に見つけた古そうなホーム待合室を見学していませんでした。
窓枠も木のままですよ、これは風情があります。
方面表示板も年季が入っていて木造の待合室を引き立ててくれますね。
 
とっても、気持ち良い駅訪問になりました。
 
 
 
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