80系電車 集電改良工作 | 日本国有鉄道ファンのブログ

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守備範囲が、ほぼ京都~大阪間の鉄で、近距離で細々と頑張っています。
子供が2人と嫁さんが1人おります。

10年以上前に購入した80系電車、クハ+モハ+モハ+クハ4両編成を引っ張り出してきた。長い間、休車状態でしたが、この編成、レイアウトの、ある1箇所のポイントで一瞬息をつく。他の車両はスイスイ通過するのに、この80系は自動で?いや、勝手に減速したり停車したりするんです。まるで意思があるみたいに。これが要因で長い間眠りに就いていたのでした。

最近バラストを撒いたので、この80系でテストランしてみました。こいつがスムーズに走れば、他の車両はだいたい問題なく走行できますから。

 

結果は・・・、

やはり例のポイントで一瞬息をつく。これは何かしら車両に原因があるとみて、最終決断しました。集電車両を増やしてみようかなと。Mなしモハにも集電、電力供給してもらいます。集電給電倍返しだ!意味不明!

さっそく、Mなしモハ分解!

 

座席に集電用リード線を通す穴を加工。

 

 

集電板にリード線をはんだ付け。

 

座席にリード線を通す。

 

床板組立。

 

座席中央の膨らみも気にならないレベルか?

 

貫通路にリード線を通して、

 

Mなしモハ80の組立完了。

 

M付モハも分解して集電板にコードをはんだ付け。ついでにモータの軸受にも注油。

 

たるんだリード線を右側のMなしモハ車両内へ収めます。

 

再度、Mなしモハのボディを外しリード線をまとめて組立。コードは車体の中で赤い線のように収まっています。室内灯は取付できなさそう。

 

リード線は、うちのレイアウトの小さい曲線でも、屈曲して、すぐに切れてしまうことはないでしょう。ここまでの作業時間は1時間。

 

テストラン!

お~っ!集電車両が2両になれば走りの違いが分かりますねぇ。フライホイール付車両並みとは言えませんが。あのポイントも難なく通過できるし、スロー走行も効くようになり、思った以上に効果ありです。集電効果、まさしく倍返しです!

こうなったら他の古い車両にも施工しよかな?ただケースに納められなくなりますけどね。(^-^)