鉄風味な写真日記

今日は2台目のFED-2です（苦笑）

FED-2は既に1957年製な青いヤツを持ってるんだが、いかんせん普通の黒いヤツも欲しくなりでポチッとやってしまう訳で…そんな訳で↑は去年3月にeBayで買った1956年製のFED-2＋INDUSTAR-22 50mm F3.5。






そんな訳で気になるお値段は↑の様に送料込みで6649円となりました…ちなみにコチラは青いFED-2とKIEV-4Aを買ったウクライナのセラーから購入しました。





で、↑はレンズを格納してみたの図…いや〜、沈胴式レンズなんて大学の頃に買った赤エルマー以来だよ（笑）





そして↑は上から見たの図…トップカバーに刻まれているキリル文字は「ЗаводимФЭДзержинского」でコレは「Felix Edmundovich Dzerzhinskyにちなんで名付けられた工場」、つまりフェリックス・ジェルジンスキー記念工場製ですよって事で（笑）
あと、シャッターダイヤルだが青い1957年製はダイヤルの中心に動かない指標があったんだが、↑のヤツはボディに矢印（いや、三角？）の指標が刻まれております。





で、↑は裏側の図…墨入れされたかのように黒ぐろとしたシリアルがなんか嫌だ（苦笑）





コチラは裏蓋を外してみたの図…例によってスプールは取り外し可能なタイプです。
1957年製のモノとは違い圧板周りが黒く塗られシックな佇まい（笑）







そして↑は一緒に付いてきたINDUSTAR-22 50mm F3.5。
銘板の50mmとf3.5の間にある三角を貫く矢印みたいなロゴは、「КАЗАНСКИЙ ОПТИКО-МЕХАНИЧЕСКИЙ ЗАВОД 」ことKOMZ（カザン光学器械工場）のマークとの事。
なんでもこのインダスター22だが、製造工場が複数ある様で一番多いのが「Красногорский　Механический　Завод」ことKMZ（クラスノゴルスク機械工場）で↑のKOMZ製は1949-1950年に作られただけで余り数が多くない様で。

あと、f16の右横に見える赤文字のΠは、コーティングのマークとの事。




そして↑はマウント側から斜めに見たの図…ご覧の様に前玉の裏には、赤いフェルト地のクッションみたいなのが貼ってありました。
う〜む、なんで赤色？しかし、コレってオリジナルのヤツなんだろか？




で、シリアルはマウント側に刻まれておりました…しかし、地金出まくりなマウントだな（笑）





最後は青い1957年製と並べてみたの図…こう見るとやはりアイツは青かったんだと再確認（苦笑）

そうそう、コチラさんだがセラー曰く1956年製のFED-2 Type-B1との事だが、Type-Bの最大の特徴であるシンクロターミナルが無いのとType-Bには無いトップカバーの「ЗаводимФЭДзержинского」の刻印があるんだよなあ。
でも、シリアルを見る限りType-B辺りの数字なんで多分、Type-AからType-Bへの過渡期モデルなんでしょうなあ。
ちなみに青いヤツは思いっきりType-Bです（笑）









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