きらきらにひかる京成旅(20KE-06) | いきもの快速 旅青年T

きらきらにひかる京成旅(20KE-06)

 京成本線からこんにつあー!!1週間程度の東京近郊旅自粛期間を得て、今日新しい旅の様式(実は既にやっていますが)で行きたいところに行ってみました。

 3密リスクほぼゼロ、会食ゼロ、平日ラッシュ時間帯及び夜の活動ゼロ、手洗い・消毒・水分補給励行でできる旅として駅巡りを選びました。そのきっかけは・・・

夏限定のフリーきっぷ「京成沿線おでかけきっぷ」です。これは青春18きっぷの京成バージョンで、3回分利用できます。料金は3000円で、京成上野~成田空港間を1.5往復すると、簡単にもとがとれます。ただし、成田スカイアクセス線区間のうち、北総鉄道の駅(新柴又、矢切、北国分、秋山、東松戸、松飛台、大町、新鎌ヶ谷、西白井、白井、小室、千葉ニュータウン中央、印西牧の原、印旛日本医大)には降りられませんので、ご注意ください。また、東成田~芝山千代田間は区間外になりますので、ご注意ください。

 今回は佐倉・成田エリアの駅めぐりに挑戦しました。京成臼井まではそれなりに本数があるのですが、京成臼井から先は列車の本数が半減するので、少々難しくなります。志津、ユーカリが丘、公津の杜、京成成田、東成田、空港第2ビル、成田空港は既に降りているので、それ以外の駅に行ってみました。京成佐倉→大佐倉→京成酒々井→宗吾参道→成田空港経由→成田湯川→空港第2ビル経由→京成臼井の順です。大佐倉駅は小さい駅で京成電鉄で最も利用客が少ない駅だそうです。バス停、店などはありませんでした。宗吾参道駅は車両基地がある駅で、回送の北総7300形も見ることができました。宗吾参道駅は京成電鉄で7番目に利用客が少ない駅・・・のはずですが、高校生の利用が多かったです。京成電鉄の駅で1番停車本数が少ないと思われる成田湯川駅に初めて下車しました。10年前、成田スカイアクセス線開業とともに誕生した駅です。駅からはバスが出ていて、ニュータウンも見えるのですが、駅前は何もありません。数分歩かないと店にたどり着けません。都会の秘境駅と思われてしまうのでしょうか?

 

 

 

 

 

 

 

 もう一つ、成し遂げたかったことがありました。3100形の乗車です。奇跡的にコピー車両の新京成80000形には乗っていますが・・・

メインの3100形には乗れていません。羽田空港~成田空港間のアクセス特急運用がメインで乗る機会がこれまでなかったのです。宗吾参道駅で3100形が入線するのを近くで見ることができました。

しかし、これは回送列車で乗ることができません。3100形はその後、宗吾参道の車両基地へ入っていきました。本線での乗車はよほどのことがなければ、無理だと思います。でも、安心してください、乗れましたよ!!

新京成80000形と同様に座り心地が小田急5000形やTX-3000系より優れている座席だと感じています。新京成80000形と違うところは・・・

↑京成3100形

↑新京成80000形

長い座席のところに荷物スペースが設置されています。そこには折り畳み式の座席があり、座ることもできます。なお、状況によっては折り畳み座席がロックされていることがありますので、ご注意ください。なお、国際線のほとんどが引き続き欠航しているので、車内はガラガラ&荷物スペースはあまり活用されていませんでした。また、液晶の使い方も異なっていました。

↑京成3100形(左:ニュース・天気予報などが表示される。右:案内表示)

↑新京成80000形(左、右ともに案内表示で使用。ニュース・天気予報などの表示はなし。)

似ているようで違うところがあっちこっちにありました。最終的に2回乗れました。オレンジの3050形はまだ残っているのですが、今月から当たる確率が上がったようです。

 最後に、3100形の車内で7月21日に亡くなったスカイライナー車両AE形の生みの親、山本寛斎さんのメッセージを見ることができました。山本寛斎さんは京成の新しい時代を築き上げた人物だと私は感じています。心よりご冥福をお祈り申し上げます。現在は困難な状況が続いていますが、京成革命が起きた10年前に新しい風が吹いた京成成田スカイアクセスがさらに発展していくことを願っています。

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