模型の導入順に、当時の思い出を話しながら同時に交検(定期運転検査)を行っている「模型紹介シリーズ」。

今回の車両は、元京浜東北線の209系の中間車をベースに改造された「訓練車」で、首都圏の「大宮支社」「横浜支社」「八王子支社」に残っていた105系が老朽化したため、置き換え用で製作された物になります。

 

これは狭い専用区間に踏切事故を想定した設備を設けて、実習を行うために製作された「訓練機械」と呼ばれる物で、車歴自体はありません。

 

(アリータ氏製作の「横浜支社バージョン」)

私が製作したのは武蔵野線「新秋津駅」近くに製作されたバージョンで、第一回運転会で「クレームドゥ氏」、3回目の運転会で「アリータ氏」が製作していたため、私も釣られて製作となった。

 

お二方は、片側を先頭車とつなぎ合わせた「0.5M方式」を採用していたが、うちの場合は傾斜対策で1M方式を採用。KATO製205系で2本作っていたのでいけると思ったのだが、今回はTOMIX製だった関係上。「ダイキャストをグラインダーで削る」という構造になり、それにライト基板を乗せるという、大規模改造となった。

元々新品で購入していますが、加工にあたりもったいないので「中古動力+中古床下」を手に入れ加工しました。

もうやりたくないorz

 

※209系の旧製品は、3両入門セット化する際に、動力をモハ208→モハ209へ変更しているために、モハ208の床下も必要になった。

 

基板も「白色LED化」していますが、こちらは抵抗の代わりに「CRD」と言う物を使っており、「速度が低くても明るい」という性質を持つため、初期の頃には好んで使っていた。

ただし、逆電流(機関車なんかの逆側ライトがチラチラ点灯する電気ノイズ)時に12V掛かってLEDを相次いでダメにしたため、現在は抵抗方式(どちら方向も3Vになる)を採用しています。

この基板は、右下の黒いのが「3点ダイオード」と言う物が付いていて、逆電流は発生しないんですけどね。

 

【018】八王子支社 踏切事故訓練機械(元209系)

メーカー:TOMIX製改造<92329>

導入時期:2009年1月頃(新品+中古床下)

形式:踏切事故訓練機械

両数:2両

 

●導入経緯

運転会で、目の前に走行していれば、当然欲しくなります。

しかも「3両入門セット」が再販された直後で手に入りやすかったため、私もやってみようとなったわけですね。

八王子支社を選んだのは、「オレンジ帯」が見たかったためです。

帯自体は「ペンギンモデル製」を利用。本当は回転灯が付くのですが、再現できていませんorz

ボディーはダクト等が無いため、まんまクハのボディーを使用した、お手軽仕様となってます。

 

そういえば、最近「長野支社バージョン」(元八高線中間車)も加わりましたね。

 

本当は「ATS未装備」など、安全設備が無いため、本線走行できませんが、ここは模型と言うことで・・・・。

 

まぁ2両編成なので、走るところは選ばないので、どこでも行けちゃうんですけど、知らない人が多いのが難点です。

 

当時の在籍数。

72系 4両/103系 3両/205系 19両 209系 8両

EF15 2両/EF65-1000 1両/DD51 1両

ホキ9500 8両/タキ35000 8両/コキ10000系 12両/ワム90000 10両

ヨ5000 1両/ワフ29000 1両

外国形機関車 1両/客車 2両

 

「私が長野支社を作る」と言う方が、出てくれたらうれしいんですけど、普通やりませんよね。

 

以上「八王子支社、踏切訓練機械」でした。

 

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