東銀座駅【東京都】(都営浅草線。2018年ほか訪問) | 『乗り鉄』中心ブログ(踏破編)

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今回の【駅】コーナーは、
東京都中央区随一の繁華街・銀座の東側に位置する都営浅草線の駅で、東京メトロ日比谷線との乗換駅、そして駅前には歌舞伎座がある
東銀座駅 (ひがしぎんざえき。Higashi-ginza Station) です。
 
尚、東京メトロ日比谷線の東銀座駅の記事につきましては過去にUP済です⇒記事はこちら
 
 
駅名
東銀座駅 (A 11)
 
所在地
東京都中央区
 
乗車可能路線
都営地下鉄:浅草線 【都営浅草線】  
 
隣の駅
西馬込方……新橋駅 
押上方………宝町駅 
 
乗換可能駅
東京メトロ:日比谷線……東銀座駅まで徒歩4分
 
訪問・撮影時
2017年5月、2018年12月
 
 

地下に東銀座駅がある三原橋交差点南側より南西を望む。後方に三原橋交差点があります。
手前(北東)~奥(南西)の道路は昭和通り(東京都道316号線)で、通りの中央に本線のアンダーパス(地下道)や都営の地下駐車場(有料)があるため都営浅草線は西馬込方面線路が左側の南行側道地下を、押上方面線路が右側の北行側道地下を走っていて、駅・ホームの位置も両側に分かれています。浅草線の東銀座駅は交差点部分から後方にかけての地下にあります。
後方を左(南東)~右(北西)に延びる道路は晴海通り(都道304号)で、地下を東京メトロ日比谷線が通っていて、交差点から左側にかけての地下に東銀座駅があります。
右側の晴海通り沿いに都営管理のA2出入口(北側)、A1出入口(南側)があり、左側の晴海通り沿いにメトロ管理の3番出入口(北側の歌舞伎座内)、4番出入口(南側)があります。
昭和通り沿いは銀座駅のある中央通り沿いとは違い商店が少なく、沿道にはオフィスビルが立ち並んでいます。
中心部から外れているとは言え、銀座という場所柄もあり民家はまず見られません。
また、前方に見えるのは汐留地区の高層ビル群です。
 
 

三原橋交差点より北東を望む。
手前(南西)~奥(北東)の道路は昭和通りで、通りの中央に本線のアンダーパス(地下道)や地下駐車場があるため都営浅草線は押上方面が左側の北行側道地下を、西馬込方面が右側の南行側道地下を走っていて、駅・ホームの位置も両側に分かれています。浅草線の東銀座駅は交差点部分手前から前方にかけての地下にあります。
左(北西)~右(南東)の道路は晴海通りで、地下を東京メトロ日比谷線が通っていて、交差点から右側にかけての地下に東銀座駅があります。
左側の晴海通り沿いに都営管理のA1出入口(南側)、A2出入口(北側)があり、右側の晴海通り沿いにメトロ管理の4番出入口(南側)、3番出入口(北側の歌舞伎座内)があります。
昭和通り沿いは銀座駅のある中央通り沿いとは違い商店が多くなく、オフィスやホテルなどのビルが立ち並んでいます。約160m先には後述のA7、A8出入口があります(ともに都営管理)。
こちら側も民家はまず見られません。東側の路地へ入ればマンションも点在していますが…。
 
 

こちらは三原橋交差点の西角近く、晴海通り南側に位置するA1出入口です。南東を望む。
A1出入口は階段のみの出入口で、右後方にはエレベーター出入口があります。
手前(北西)~奥(南東)の道路は前方地下に日比谷線の東銀座駅がある晴海通りで、左側にはA2出入口(階段のみ)があります。
そしてA1、A2出入口のすぐ先は三原橋交差点で、都営浅草線が地下を通る昭和通りと交差します。
ちなみに、東銀座駅では「A」を冠する出入口が都営管理、アルファベットを冠しない出入口がメトロ管理です。
A7、A8出入口を除く全ての出入口において都営浅草線と日比谷線の両方の改札口に通じています。
 
 

三原橋交差点より南東を望む。
手前(北西)~奥(南東)の道路は晴海通りで、前方にかけての地下に日比谷線の東銀座駅があります。
左(北東)~右(南西)の道路は昭和通りで、左にかけての地下に都営浅草線の東銀座駅があります。
晴海通り沿い、右後方にはA1出入口(EV併設)があり、左後方にはA2出入口があります。
そして交差点の先、晴海通り沿いの右側には4番出入口(階段のみ)が、左側の歌舞伎座内に3番出入口(階段・上下方向ES・EV併設)があります。
3番・4番出入口のさらに100mほど先、首都高速都心環状線(C1)を越える万年橋手前の晴海通り沿いに5番(左。階段のみ)、6番(右。階段のみ)の各出入口があります。
交差点から先の晴海通り沿いにはオフィスビル等が立ち並んでいます。すぐ左側には「歌舞伎座」があります。
商店は少ないですが、歌舞伎座の先で左へ入ると飲食店が点在しています。
やはり周辺に住宅は見られませんが、路地を入ると少ないながらもマンションが見られます。戸建住宅はまずありません。
晴海通りをさらに進むと築地地区へと入り、500m弱で築地本願寺前の築地四丁目交差点に到達します。さらに少し進むと右手に築地場外市場が、直進を続けると勝鬨橋に至ります。
 
 

三原橋交差点南角にて東を望む。
左側に三原橋交差点があり、左右方向の道路は晴海通りで、この地下に日比谷線の東銀座駅があります。
都営浅草線の東銀座駅は左側を前後方向に通る昭和通りの地下に設けられています。
晴海通り北側には「歌舞伎座」があり、建屋1階の東側(右側)に3番出入口があります。右手の写真外には4番出入口があります。
現在の「歌舞伎座」は2013年に改築されたもので、超高層オフィスビル「歌舞伎座タワー」の低層階に劇場があります。
 
 

三原橋交差点前より北西を望む。後方に三原橋交差点があります。
手前(南東)~奥(北西)の道路は晴海通りで、後方にかけての地下に日比谷線・東銀座駅があります。
後方の交差点で左(南西)~右(北東)に延びる道路は昭和通りで、右側にかけての地下に都営浅草線・東銀座駅があります。
晴海通りの左側にはA1出入口(EV出入口は左前方にあり)、右側の写真外にはA2出入口があります。
北西にかけての晴海通り沿いにはビルが立ち並んでいます。オフィス・ホテル・商店が見られます。
また、三原橋交差点の約100m先(写真前方)で旧・三原橋を通ります。かつては三十軒堀川を渡る三原橋がありましたが、空襲で発生した瓦礫などで埋め立てられ、橋の地下には「三原橋地下街」が誕生しましたが、2014年に閉鎖され、現在は地下街を埋め立てて橋を撤去する工事が行われています(2019年11月現在)。
そして、三原橋交差点から260mほど進むと北角に「銀座和光」の時計台ビルがある銀座四丁目交差点に到達します。銀座四丁目交差点の地下には東京メトロの銀座駅があります。
 
 

都営浅草線・東銀座駅の西馬込方面南口に相当する歌舞伎座方面改札です。地下1階にあります。北西を望む。
この改札口からは1番線西馬込方面しか利用できません。2番線押上方面は右前方に設置されている地下中2階改札外通路(階段のみ)を通り、浅草線の下を潜って北西側の地下1階三原橋方面改札へ抜ける必要があります(バリアフリー非対応)。
左後方に日比谷線の中央改札があり、後方に3番~6番出入口(3番は歌舞伎座直結でEV併設)とトイレ・多機能トイレがあります。
日比谷線の改札との距離は近く、乗換は便利です。
尚、車いすご利用で押上方面へ行かれる場合は予めA1出入口のエレベーターをご利用の上で三原橋方面改札へ向かう必要があります。そして車いすで日比谷線と浅草線・押上方面を乗り換える場合は3番出入口とA1出入口の間で地上に出る必要があります。
 
交通系ICカード『PASMO』などに対応の自動改札機が並んでいて、左端が優先通路(幅広通路)です。優先通路は有人改札を兼ねています。
都営浅草線と日比谷線は改札内で繋がっていません。都営浅草線と日比谷線を乗り換える場合は改札外連絡となります(出場時の改札機制限はありませんが、30分以内にお乗り換え下さい)。
改札口の左手前には都営の自動券売機が、さらに手前には都営に隣接してメトロの自動券売機が並んでいます。
トイレ・多機能トイレ(だれでもトイレ)は後方(改札外)の地下通路沿い、4番出入口と6番出入口の間に設置されています。
そして改札口の先は1番線西馬込方面ホームです。
前述の通り、1番線と2番線の間に昭和通り本道のアンダーパスや地下駐車場があるため前方は昭和通りとを区切る壁になっており、2番線は見えません。
尚、東銀座駅構内に売店・コンビニはありません。ご注意下さい。
 
 

こちらは都営浅草線・東銀座駅の押上方面南口に相当する三原橋方面改札です。地下1階にあります。南東を望む。
この改札口からは2番線押上方面しか利用できません。1番線西馬込方面は左側に設置されている地下中2階改札外通路(階段のみ)を通り、浅草線の下を潜って南東側の地下1階歌舞伎座方面改札へ抜ける必要があります(バリアフリー非対応)。
少し離れた後方に日比谷線の三原橋方面改札とA1出入口(EV併設)・A2出入口、そしてトイレ・多機能トイレががあります。さらに後方(北西)にかけては日比谷線線路の上層部を通って銀座駅コンコースとを結ぶ地下通路が延びています。
日比谷線の改札との距離は近くありませんが、遠くもありません。
尚、日比谷線の三原橋方面改札はバリアフリー非対応なので、車いすご利用で日比谷線の改札を通る際は必ず前述の中央改札を利用する必要があります。また、車いすで押上方面と日比谷線を乗り換える場合はA1出入口と3番出入口の間で地上に出る必要があります。
 
交通系ICカード『PASMO』などに対応の自動改札機が並んでいて、柱で見づらいですが右端が優先通路(幅広通路)です。優先通路は有人改札を兼ねています。
こちらも都営浅草線と日比谷線は改札内で繋がっていません(改札外連絡)。
改札口の右手前には自動券売機がありますが、こちらはメトロの改札が離れている関係で都営の券売機しかありません。メトロの券売機はメトロの改札前に設置されています。
自動券売機の手前側(北西方)には駅長事務室があります。
トイレ・多機能トイレ(だれでもトイレ)は後方(改札外)の地下通路沿い、日比谷線の三原橋方面改札前に設置されています。
そして改札口の先は2番線押上方面ホームです。
前述の通り、昭和通りのアンダーパスや地下駐車場がある関係で2番線と1番線が離れているため、1番線は見えません。
 
 

こちらは都営浅草線・東銀座駅の北東側に位置するA7出入口です。南西を望む。
右側の道路は昭和通りで、この付近も中央を走る本線がアンダーパスで地下を走っていて、地下駐車場もあるため、西馬込方面(南行)は手前側、押上方面(北行)は通りの反対側のそれぞれ地下を通っています。昭和通りの反対側にはA8出入口があります。
東銀座駅ホームは前方にかけての地下にそれぞれ設置されていて、約160m先には前述の三原橋交差点があります。
ちなみにA7、A8出入口とも階段のみの設置で、A7出入口は西馬込方面1番線ホームのみに、A8出入口は押上方面2番線ホームのみに通じています。よって、A7出入口から浅草線押上方面および日比谷線、A8出入口からは浅草線西馬込方面および日比谷線にはご乗車になれませんので要注意です。
 
 

A7、A8出入口のすぐ南西にある銀座東三丁目交差点より南西を望む。
手前(北東)~奥(南西)の道路は昭和通りで、両側の地下を都営浅草線が通っていて前方にかけての地下に東銀座駅があります。
後方の昭和通り沿い左側にA7出入口が、右側にA8出入口があります。
昭和通りと交差する左(南東)~右(北西)の道路は松屋通りで、右へ約200m進むと通り名の由来となったデパート「松屋銀座」があります。
前方の昭和通り沿いにはオフィスビルやホテルが立ち並んでいて、商店は少ないです。
約150m先には前述の三原橋交差点があり、晴海通りと交差しています。晴海通り地下には日比谷線の東銀座駅があります。
 
 

銀座東三丁目交差点前より北東を望む。すぐ後方に銀座東三丁目交差点があります。
手前(南西)~奥(北東)の道路は昭和通りで、両側の地下を都営浅草線が通っていて後方にかけての地下に東銀座駅があります。
前方の昭和通り沿い右側にA7出入口が、左側にA8出入口があります。
後方を左(北西)~右(南東)に延びる道路は松屋通りです。
昭和通り沿いにはオフィスビルが立ち並んでいます。商店は少ないです。
この昭和通りを500mほど進むと東京高速道路(KK線)をアンダーパスします。さらに100mほど進むと都営浅草線の宝町駅に到達します。
遠方に見える高層ビルの付近に宝町駅があります。
 
 

銀座東三丁目交差点より北西を望む。
手前(南東)~奥(北西)の道路は松屋通り、左(南西)~右(北東)の道路は都営浅草線が地下を通る昭和通りで、交差点右側にA7出入口(南東側)、A8出入口(北西側)があります。
松屋通り沿いはオフィスビルを中心に商店も見られますが、前方へ進むごとに商店の割合が増加します。約150m先の東側には王子製紙の本社があります。
そして約200m進むと右手に「松屋銀座」が現れ、さらに50mほど進むと中央通りと交わる銀座三丁目交差点に到達します。中央通り地下には銀座線が通っており、「松屋銀座」内と交差点前には銀座駅の出入口があります。
尚、こちら側には住宅が全然見られません。
 
 

銀座東三丁目交差点前より南東を望む。すぐ後方に銀座東三丁目交差点があります。
手前(北西)~奥(南東)の道路は松屋通り、後方を左(北東)~右(南西)に延びる道路は都営浅草線が地下を通る昭和通りで、交差点左側にA7出入口(南東側)、A8出入口(北西側)があります。
交差点から南東側の松屋通りは柳の街路樹が印象的です。沿道には昭和通り沿いより商店・飲食店の数が多いです。
左右の路地に入るとマンションも見られます。
そして、松屋通りを500mほど前方(南東)へ進むと日比谷線・築地駅前に到達します。すぐ近くに築地本願寺があります。
 
 

都営浅草線・東銀座駅の西馬込方面北口に相当する松屋通り方面改札(1番線側)です。南西を望む。
地下1階にあります。後方にはA7出入口の階段があります。この改札口はバリアフリーに対応していません。
この改札口からは1番線西馬込方面しか利用できません。2番線押上方面は昭和通り北西側のA8出入口を利用する必要があります。
また、この改札口からは日比谷線には乗れません。三原橋交差点周辺にあるA1・A2・3番~6番の各出入口へお回り下さい。
交通系ICカード『PASMO』などに対応の自動改札機が3通路あり、左端が優先通路(幅広通路)です。優先通路は有人改札を兼ねていて、手前にはAEDが置かれています。
改札口の左手前には自動券売機があります。自動券売機の手前には、この改札から押上方面2番線や日比谷線ホームへは行けない旨の注意書きボードが設置されていて、迂回路の地図も掲示されています。誤乗が絶えないのでしょうね…。
尚、こちらの改札内外コンコースやホームにはトイレ・だれでもトイレは存在しませんのでご注意下さい。
そして改札口の先は1番線西馬込方面ホーム押上方の端になります。
前述の通り、1番線と2番線の間に昭和通り本道のアンダーパスが通っていて地下駐車場もあるため両ホームは離れて配置されています。
 
 

こちらは都営浅草線・東銀座駅の押上方面北口に相当する松屋通り方面改札(2番線側)です。南西を望む。
地下1階にあります。後方にはA8出入口の階段があります。この改札口もバリアフリーに対応していません。
この改札口からは2番線押上方面しか利用できません。1番線西馬込方面は昭和通り南東側のA7出入口を利用する必要があります。
また、この改札口からは日比谷線には乗れません。三原橋交差点周辺にあるA1・A2・3番~6番の各出入口へお回り下さい。
交通系ICカード『PASMO』などに対応の自動改札機が3通路あり、左端が優先通路(幅広通路)です。優先通路は有人改札を兼ねています。
改札口の左手前には自動券売機があります。尚、こちらの改札内外コンコースやホームにもトイレ・だれでもトイレは存在しませんのでご注意下さい。
そして改札口の先は2番線押上方面ホーム押上方の端になりますが、ホームとの間の通路は1番線側の直線状とは違いクランク状になっています。
 
 

2番線ホームの壁面に埋め込まれている駅名標です。
電照式で、バックライトは蛍光灯と思われます。
大型のタイプで、上下に都営浅草線のラインカラー(ローズ)があしらわれています。
また、駅ナンバリングも併記されています (A 11)。
尚、日比谷線の東銀座駅には【歌舞伎座前】の副駅名がありますが、都営浅草線には副駅名がありません。
 
 

こちらは2番線の線路側の側壁に設置されている駅名標です。2018年12月撮影。
都営地下鉄の旧デザインが残っています。上下にあるラインカラーの範囲が小さいです。
駅ナンバリングも併記されています (A 11)。
ちなみに、現在もこの駅名標が残っているのかどうかは不明です。
 
 

南東側に設置されている西馬込方面1番線ホームより押上方を望む。
都営浅草線の東銀座駅は相対式ホーム2面2線の構造で、地下1階にありますが、前述の通り1番線と2番線の間に昭和通りのアンダーパス(地下道)と地下駐車場があり壁で仕切られているため、反対側のホームや線路が見えません。
ホームは南西方向~北東方向に延びていて、ホームは緩やかなカーブを描いています。
有効長は8両分で、2018年12月現在、ホームドアは設置されていません。ホーム幅は広くもなく狭くもなく、といった感じです。
ホームにはベンチ、飲料自動販売機、「東京水」が飲める冷水器が設置されています。
また、ホームの西馬込寄り(写真右前方)には歌舞伎座方面改札があり(バリアフリーに対応)、押上方の端(写真奥)には松屋通り方面改札(階段のみ。A7出入口直結)があります。
尚、都営浅草線・東銀座駅は改札内に両ホームを結ぶ連絡通路は設置されていません。行先により入場する改札を分ける必要があります。
1番線の発車メロディは、その名も「メロディ」です。
 
 

こちらは北西側に配置されている押上方面2番線ホームより西馬込方を望む。
左側の壁の向こう側、1番線との間には昭和通り本道のアンダーパスや地下駐車場があります。
2番線にもベンチ、飲料自動販売機がありますが、冷水器の有無については確認を忘れました(多分あると思いますが…)。
また、ホームの西馬込寄り(写真奥)には三原橋方面改札があり(バリアフリーに対応)、押上方の端(後方)には松屋通り方面改札(階段のみ。A8出入口直結)があります。
2番線の発車メロディは「素直な心」です。
尚、東銀座駅では1・2番線が都営浅草線に、3・4番線が日比谷線に割り振られていて、両社局で通しの番号が使用されています。当駅では都営の方に若い番号が与えられていますが、都営浅草線と日比谷線のもう一つの接続駅である人形町駅では日比谷線が1・2番線、都営浅草線が3・4番線で、当駅とは順番が逆になっており、都営とメトロのバランスが保たれている形です。
ちなみに東銀座駅の開業日は、都営浅草線・日比谷線とも1963年(昭和38年)2月28日で、同時開業でした。
 
 

押上方面2番線ホームより押上方を望む。
1番線も同様ですが、押上方のホーム端に松屋通り方面改札があります。ホームと改札の間に段差がありませんが、その先のA8出入口(1番線はA7出入口)は階段しかなくエレベーターなどのバリアフリー設備はありませんので、車いすで下車される場合は西馬込寄りの三原橋方面改札(1番線は歌舞伎座方面改札)を利用しなければいけません。
また、東銀座駅は1番線と2番線が離れているため、 渡り線は存在しません。
 
西馬込方はこの先、市街地を通る昭和通りの地下を南西へ走り、銀座東七丁目交差点付近で南行と北行の線路が接近し、その先で右へカーブしますが、この付近で一瞬だけ都営大江戸線が寄り添います(両路線ともこの地点に駅はありません)。その後すぐに東京高速道路・海岸通りとの蓬莱橋交差点に差し掛かり、港区へ入ります。この蓬莱橋交差点で大江戸線が南の汐留地区へ離れ、こちらは進路を西へ変えますが、すぐに中央通りとの交差点に差し掛かり、浅草線は左へ急カーブして今度は中央通りから続く第一京浜地下へと入ります。この交差点では中央通りを走っていた銀座線が右へカーブして昭和通りから続く外堀通り地下を西北西へ走るようになりますが、ここでは銀座線とニアミスをします(この場所を含め都営浅草線と銀座線が交差する地点は全くありません)。そして都営浅草線は第一京浜地下を南南西へ走るようになると程なくして新橋駅へと至ります。銀座線、JR線(山手線、京浜東北線、東海道線、横須賀線)、ゆりかもめと乗換可能です。
 
一方、押上方はこの先、北行と南行の線路が離れた状態のまま市街地を通る昭和通りの地下を北東へ走りますが、しばらくすると離れていた両線路が寄り添うようになります。また途中で有楽町線と交差しますが、両路線とも駅はありません(すぐ北西側に有楽町線の銀座一丁目駅があります)。その後は緩やかに左へカーブしつつ東京高速道路をくぐると宝町駅へと至ります。宝町駅は都営浅草線の単独駅で、直下をJR京葉線が横切っていますが、京葉線に駅は設置されていません(東京駅、八丁堀駅とも徒歩圏内にあります)。
 
 
あとがき
私が都営浅草線の東銀座駅で下車(乗車)したのは2017年、2018年の計2度です。2回とも実現できるかどうかは未知数ですが東京都の全駅を訪問する目的の一環で下車しました。駅は昭和通りのアンダーパスに挟まれて北行と南行のホーム・改札が完全に分離されているのが特徴的です。都営浅草線における「銀座」への玄関口ですが、駅前に歌舞伎座などがあるものの、周囲の風景を眺めると「銀座」の中心部からやや外れている感は否めませんでした。
 
新宿駅からですと都営大江戸線の内回り六本木・大門方面に乗車し、大門駅で都営浅草線の押上方面行き(エアポート快特を除く)に乗り換えて当駅下車です。または都営新宿線の急行or各停で馬喰横山駅まで行き、同一駅扱いの東日本橋駅から都営浅草線の西馬込方面行き(エアポート快特を除く)に乗り換えて当駅下車です。余裕で日帰り訪問可能です。
一方、大阪からですと東海道新幹線に乗り品川駅or東京駅へ。山手線(品川駅からは内回り、東京駅からは外回り)に乗り換えて新橋駅で下車します。さらに都営浅草線の押上方面行き(エアポート快特を除く)に乗り換えて当駅下車です。あるいは新幹線を品川駅で下車の上、山手線で田町駅まで行き、浅草線(三田駅)に乗り換えれば到達可能です。品川乗換は楽なのですが京急の運賃も加算されるため割高になり、高輪ゲートウェイ駅や浜松町駅での乗換は浅草線ホームまで距離があります。じゅうぶん日帰り訪問可能です。
 
食料・飲料について、駅前に複数のコンビニがあります。一方、飲食店は数こそ多いものの銀座という土地柄もあり気軽に入れる大衆チェーン店は「吉野家」「日高屋」「大戸屋」「名代富士そば」「小諸そば」「串カツ田中」「プロント」「ドトールコーヒーショップ」くらいでしょうか。心配な場合は事前に用意しておきましょう。
 
大阪からの到達難易度もさほど高くありません。
都営浅草線を乗り鉄の際は、ぜひ一度は東銀座駅でも途中下車されてみて下さい!
そして銀座や歌舞伎座へお出かけの際はぜひ都営浅草線をご利用になり、東銀座駅も観察されてみて下さい!
 
(参考:東京都交通局のHP、地理院地図、Google地図、Wikipedia)