こんばんは。

今日はNゲージ鉄道模型が続きます。14系寝台車”出雲”編成に自作の側面行先表示を入れてみました。前記事、14系座席車から転用の厚手のテープLEDで自作室内灯化、他もやっています。

前記事の続きのような、そうでないような...(笑)。

 

先頭には機関車牽引の姿を持って来ました。DD51 1187牽引の寝台特急”出雲”です。今回の主役は後ろに続く14系寝台車です。昨日ちょっと書きましたが、KATOの10-598、599 寝台特急さくらセットの車両です。長崎編成と佐世保編成の14両、ここから昨日の急行八甲田編成へ3両を供出し、オシ14を除いた残り10両で出雲3,2号をイメージした編成を組んでいます。食堂車以外これですべて使い切りました。

 

が、側面の行先表示は出雲のシール等付属は無く、”さくら”のまま走っていました。

これを何とかしたいと思ってやったのが、先日旧客編成のサボを作った、インクジェットプリンターによる自作シール作戦です。

 

 

今回はまるっきりの自作、Excelでそれっぽく作ってみた出雲の行先表示です。出雲3号想定で”出雲市”行としました。実車写真の見様見真似、自分で配置を考えて作っています。Excelのセル幅、高さがそれぞれグチャグチャなのが苦労した跡です(笑)。

フォントも鉄道用のものでなく、大体雰囲気が合うものを選びました。どーせ超ミクロサイズになるんだからこれで十分..この辺はテキトーな性格が出ます(爆)。

(PC画面を写真に撮っているので縞模様が出てしまっています。)

 

これを一旦Photoshopへ画像として落として、印刷をかけました。

前回旧客サボには左側のものを使いましたが、ラベルサイズの切込みが入っていました。前回やってみてこれは色々応用できそうだと直感したので、もうちょっと調べて切込み無しの10枚入り、更にラベル厚みが薄いもの(0.1→0.07mm)を見つけて、これを購入して(右)今回使用しました。

プリンターはEpsonのPX-7Vです。製品には”染料プリンター専用”と書いてあるものの、引き続き無視して”顔料”印刷ですが、全然大丈夫です。このプリンターは”グロスオプティマイザ”という塗料で言うと上塗りのクリヤーみたいなのが吹かれて光沢を出す仕様です。Excelからそのまま印刷するとA4全面にこれが吹かれてしまうので、Photoshop経由の印刷としました。

 

印刷したものを切り出して貼って行きます。よく見なきゃわからない、細かい話なんですけどね。

”佐世保”と”出雲市”どちらもミクロの3文字、見間違えて”出雲市”を貼った後更に”出雲市”を貼ってしまうというポカもやりました。よく見えてない ってことですよね(笑)。

 

右が貼り付けた行先表示です。細かいとはいえやはり”出雲”ながら左の”長崎”行はちょっと...

印刷にはかないませんが、製品付属や既成品シール並みには作れたと思います。0.07mmと超薄ながら、地の表記が透けて見えることもありません。糊の強度も強そうです。この用紙、いいなー。

バラバラの号車番号も行けるかも知れません。今後試してみたいと思います。

 

自作室内灯は前記事 14系座席車から出た厚手のテープLEDにブリッジダイオード、抵抗、コンデンサーをハンダ付けして両数分を量産して取り付けています。座席車は9両だったので、手前の1本だけLEDも新品、反りが見られません。奥の右側 オロネ14のみ自作化済、左のKATO純正とはだいぶ色合いが変わります。

 

また、編成中一部を2段寝台化しています。製品は3段寝台(左)、右のスハネフ14は寝台特急”あけぼの”のオハネフ24床下パーツをAssyで調達して交換しています。マーク変換装置のギアを短く成型する程度でそのまま使えます。14系(14型)と24系(24型)は室内の構成が同じでそのまま使えます。編成中3両全て施工しました。

(スハネフ14の幌がどっかに行っちゃっています。付けなおさねば..汗)

追記 記事Up後にやってみましたが、この製品のスハネフ14に幌を付けると連結器が干渉するようです。どっかに行っちゃったんじゃなくて、付けなかったんですね、きっと。失礼しました。

再追記 中間車用のKATO伸縮カプラーを付けているから と思います。KATOナックルにすれば付けられるんじゃないかな?まだ試していませんが...

 

オハネ14も一部2段化しています(右)。”★★★”はインレタが手に入らず”★”のままですが。こちらは現在14系または24系の床下パーツが手に入りません。

 

なので、24系25型の余っていた2段寝台パーツを使用し、窓と寝台の位置を合わせるため矢印の分左にずらして取り付けています。爪が入る穴とか切り欠きを広げるなど、あれこれ加工しています。左端も寝台を一部カットし、仕切りを取り付けています。今回2両を施工しました。寝台特急”あけぼの”でも同じことをやりました

 

 

最後に何で”さくら”でなく”出雲”にしたり、2段寝台化しているか?というと...

出雲3号には1992年に乗車していますが、その時のエピソード..

この列車に乗車し、播但線最後の客レ撮影に行こうとした時の事、東京駅まで行って当日切符手配を試みたところ”A個室しか空いていない” と駅員談。参ったなー、荷物持って出て来ちゃってるし..高いけどA個でしゃーないかな と決断しかかったところで ”3段式のB寝台に1席空きがあった”と。それだ~~ ということで発券してもらったのが写真の切符でした。出雲3,2号って2段寝台化後も1両だけ3段が繋がっていたんです。出雲3号には子供の頃にも乗車していましたが、その時と比べて3段寝台がムチャクチャ狭く感じたのを覚えています、自分の体が大きくなった ってことだったのでしょう。

実際乗車した列車ですし、こんな顛末もあったので、模型も出雲として1両だけ3段寝台を再現したい..とこうなっています。あと3両のオハネを2段化する必要があります。床下パーツを調達しなきゃ..92年頃繋がっていたA1やB1も車両があったら繋ぎたいですね。

八甲田の3両と出雲1両は3段寝台、他は2段寝台..”さくら”セットの片方だけJR仕様だったら良かったんですが..手に入りませんでした。

 

今回は行先表示が自作で上手く作れることが分かったのが大きかった と思います。”特別なトワイライト”など、他にも色々使えそうなので..

 

最後までご覧いただきありがとうございました。

 

にほんブログ村 鉄道ブログへ にほんブログ村 鉄道ブログ 鉄道模型 DCCへ にほんブログ村 鉄道ブログ 電気機関車・ディーゼル機関車へ  Blog村へのリンク

 

イメージ 14 鉄道.comへのリンク(Blogページへ)