(その4からの続き)
-多摩川(11:45発)-沼部(11:56)-
田園調布で東横線と合流し、
せせらぎ公園の段丘崖を下った続きです。
多摩川駅に着きました。
今回は改札をくぐってみます。
階段登って2階へ。
現れたホームは2面4線。
目黒線の線路は内側2線です。
この先で目黒線は東横線と一緒に多摩川を渡ります。
多摩川渡った先は神奈川県…
…あれ?
これじゃ県境跨いでしまいますよね。
都民には許されない県境またぎ。
県境は跨がないことにしてたんじゃないの??
そう、今回歩くのは東急目蒲線であって、目黒線ではありません。
「目蒲線」を歩くべく、ここから東急多摩川線に移動します。
そのまま地下ホームに向かうと、違う電車が止まっていました。
そう、ここが東急多摩川線のホームです。
東急多摩川線は、東急目黒線から切り離された「目蒲線」、
すなわち多摩川駅と蒲田駅の間を結んでいます。
こちらのホームは1面2線。
多摩川線の電車は3両編成。
目黒線歩いた後に立ち寄ると、短さが際立ちます。
それじゃ、ここからは東急多摩川線を歩きますよ。
まずは線路に沿って南へ。
ちょうど多摩川止まりの電車がやってきました。
道なりに進むと、六郷用水跡にさしかかりました。
六郷用水は現在の狛江市から大田区にかけて存在した用水路です。
江戸時代に開削され、1945年に廃止されたそうですが、
ここでは湧水を利用して水路が再現されています。
左側は多摩川によってつくられた段丘崖です。
いかにもわき水が出そうな感じですよね。
水路には水車が回っていました。
そこで休むのは…カメの皆さん。
水抜き番組で敵視されまくりのミドリガメ…もといミシシッピアカミミガメですね。
沼部駅に着きました。
改札は方向別に分けられていて、
蒲田方面の駅舎が昔から存在したとのこと。
ここは多摩川駅から1km足らず。
駅には入らず、そのまま先へ向かいました。
多摩堤通りを越えると、すぐに坂を登りました。
坂を登り切ったところで横須賀線と新幹線を跨ぎました。
奥に見えるのは武蔵小杉の高層ビル群です。
後追いですが、新幹線も撮ってみました。
再び坂を下って、多摩川線の踏切を渡りました。
このあたりは「田園調布南町」というそうですが、
建物の雰囲気はだいぶん庶民的になってきました。
フナムシめには、
こういう雰囲気の方が気楽に歩けます。
ちょうど列車がやって来ました。
多摩川線の電車は池上線と共通使用なんだそうです。
(その6へ続く)
沼部駅から下丸子駅までのGPSログ(1/20,000)です。
多摩川線はじょじょに多摩川から離れていくので、
多摩川の堤防を歩こうと思ったら、早めに歩いておいた方がロスが少ないです。