こんにちは。


九州地方を襲った豪雨の影響で、久大本線 豊後中村~野矢間にある「第二野上川橋梁」が、7月7日(火)に流失してしまいました。


その他にも久大本線では土砂流入等の線路災害が発生しているため、7月23日(木)現在も久大本線では日田~向之原間が不通となっており、特急「ゆふいんの森」については全区間で運休が続いています。


博多~大分・別府を結ぶ特急「ゆふ」については、7月10日(金)から博多~日田間でのみ運転が再開されました。


この日は雨も小康状態だったため、鳥栖駅から“日田”行きとなった特急ゆふに乗車することにしました。


ちなみに鹿児島本線では玉名~肥後伊倉間で土砂流入が発生したため、長洲~植木間が不通となっています。




近年、特急ゆふはキハ185系4両編成での運転が基本ではありますが、新型コロナウイルス感染症の発生に伴い列車の利用が減少しているため、3両編成に減車されて運転されています。


今回乗車する特急ゆふ3号が到着しました。


83D
特急ゆふ3号・日田行き
キハ185-3+キハ186-3+キハ185-1


行先字幕は「特急|日田」の表示です。




日曜日の乗車ですが、新型コロナウイルス感染症の影響で観光客が激減しており、しかも日田までしか運転されていないため、今回乗車した3号車(自由席)では乗客は数人程度しかいませんでした。


さらに、自由席の乗客は久留米駅で自分以外の全員が降りてしまい、それ以降は終点の日田駅まで貸切状態となりました。




列車は久大本線を進んでいきます。


耳納連山には雲がかかっていました。




大分県日田市に入ると、久大本線はしばらく三隈川(筑後川)に沿って走ります。


7月7日(火)に三隈川は氾濫しており、それから5日経ってはいましたが、川は増水した状態が続いていました。


日田市内でも建物が浸水した地域があり、住民が後片付けに終われる様子も車内から確認できました。






このあと、列車は日田駅に到着しました。


それでは、その2に続きます。


 

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