弘南鉄道 乗務員発行 第一種車内補充券 | 菅沼天虎の紙屑談義

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交通機関を利用する為の切符・・・一般の方々にとっては使い終わってしまえばタダの紙屑で、最後は係員に渡して終わりになるモノです。
そんな紙屑に夢中になってしまった大馬鹿モノの戯言にお付き合い下されば幸いです。

発行年は不明ですが、弘南鉄道の乗務員発行の第一種車内補充券です。

 

 

TTD/てつどう/TETUDO橙地紋券となります。

 

発行箇所は「乗務員発行」とのみ印刷されており、同社の車掌は弘南線は「黒石駅乗務員」、大鰐線は「中央弘前駅乗務員」と駅の所属であったと思われますが、本来は「乗務員発行」の上部のスペースに車掌が所属する駅名をゴム印等で押印するのかも知れません。

 

 

 

 

 

裏面です。

 

 

(ご案内)の第2項の国鉄線の特定都区市内の記載が「東京山手線内」であり、第3項の途中下車前途無効のキロ程が「片道50キロメートル以内」となっておりますので、この第一種車内補充券は「東京電環」が「東京山手線内」となった昭和47年9月1日から、途中下車前途無効のキロ程が「片道100キロメートル以内」に改正された、昭和55年4月20日までの期間に調製された券と考えられます。