今日は何の日ネタが、まだまだ続きます。引き続きお付き合いの程よろしくお願いいたします。

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本日7月21日は、鉄道史に残る名列車「トワイライトエクスプレス」のデビューと東武鉄道で改造され長く活躍した300系のラストラン、井原鉄道も乗り入れるJR福塩線の開業がありました。

では今日が記念日の列車や路線の歴史に軽く触れたいと思います。

【寝台特急トワイライトエクスプレス】

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1989年7月21日に、大阪~札幌を結んだ豪華寝台特急トワイライトエクスプレスが営業運転を開始しました。

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JR東日本の寝台特急「北斗星」が好評だった事に刺激され、JR西日本が満を持して豪華寝台特急を登場させました。
食堂車も豪華(再現したモックアップ)
2人用A個室「スイート」の一部(再現)

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この寝台特急トワイライトエクスプレスは、大阪から札幌間1508.5Km(往路は1495.7Km)を22時間47分(往路は22時間2分)で結んでいました。

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その後1999年に登場した寝台特急「カシオペア」に豪華寝台列車の座を奪われてしまう

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車両の老朽化や北海道新幹線開業時に青函トンネルの電圧が変更されること、整備新幹線の並行在来線がJRから第三セクター鉄道へ移管されることを理由に、2015年3月12日発の上下列車をもって大阪~札幌を結ぶロングランは終焉を迎えました。

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運転終了後は、「特別なトワイライトエクスプレス」などのツアー列車として、2016年3月まで運転、その後「トワイライトエクスプレス」の名称は、2017年6月17日から営業運転を開始した豪華寝台列車「TWILIGHT EXPRESS 瑞風」(上写真)に受け継がれました

【JR福塩線】
1914年7月21日に、両備軽便鉄道 (現在のJR福塩線)両備福山駅~府中町駅間が開業しました。
JR福塩線は、広島県福山市の福山駅から広島県三次市の塩町駅を結ぶ78.0km27駅の路線です。
福山城が眼下に見える福山駅7番・8番線ホームから福塩線が発着
1981年から活躍している、福塩線の主力車両105系は、当初「山吹色地に紺色帯」塗装でしたが、2009年度から黄色の単色に順次変更された(写真はリバイバル塗装車両)
福山駅~神辺駅間では井原鉄道の気動車IRT355形も乗り入れる
府中駅~塩町駅間の非電化区間ではキハ120形気動車が活躍(写真は津山線)

【東武鉄道300系】(写真は350系を使用)

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1991年7月21日に、東武鉄道300系が営業運転を開始しました。(写真は350系で代用)

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200系(上写真)の登場で、余剰となった1800系を急行「きりふり」・「しもつけ」(当時)のほか臨時列車用に、6両編成の300系と4両編成の350系へ改造しました。

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その後、300系で運転される定期列車は、平日夜の特急「きりふり」283号(のちの285号)と、2013年3月に誕生した平日夜の特急「きりふり」283号となっていましたが、2017年4月21日ダイヤ改正で、500系「リバティ」が投入されたことに伴い全車が引退しました。

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350系は、特急「しもつけ」(浅草~東武宇都宮)1往復に充当されていました

今日はこんな出来事がありました。

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トワイライトエクスプレスの運行開始から30年を迎えた現在、山陰・山陽地方を巡るツアー列車「TWILIGHT EXPRESS 瑞風」として装い新たになりましたが、豪華寝台列車の旅は時代が変わっても人気を博しています。

再びトワイライトエクスプレスや北斗星のような寝台列車が登場しないかなぁ・・・これ以上赤字の新幹線はどうかと・・・

なかなか梅雨明けしませんが、水分補給を忘れず熱中症などにどうかお気をつけ下さいクローバー

今回も最後までご覧下さり、ありがとうございました。

鉄道コム