JR貨車ヨ8000形(グリーン)2軸貨車セット×2
前回発掘したイベント限定セットですが、2セット買っておいてそのままにしていました。
その内の1セットを使って色々やろうかと思いますのでお付き合いください。
まずこの謎のセットですが、2016年頃から見かけるようになった、イベント会場等で限定発売されているセットです。
内容はヨ8639、ワム380140、ワム287419の3両で、3両とも愛知機関区に保存されている貨車です(現状は不明)。
中でもヨ8639は、このセットを含めて今までに3度、製品化の機会がありました。
3度製品化されているヨ8639
せっかくなので(4回目)、ヨ8639の製品化の歴史(？)をご紹介します。
〈93513〉JR貨車ヨ8000形(8639番・グリーン塗装)
2012年5月頃に車体塗装が黒色から淡緑色に変更された直後のヨ8639を再現しており、台枠が黒色のままの姿となっています。
黒色台枠のヨ8639
ちなみにこの製品はテールライトが点灯しません。
ケース裏側
続いて〈93526〉JR貨車ヨ8000形(8639番・グリーン・茶色台枠)で、2015年5月に同じくTOMIX WORLDで限定販売されました。
〈93526〉JR貨車ヨ8000形(8639番・グリーン・茶色台枠)
2013年に入ってから台枠が茶色に変更された姿を再現しています。
茶色台枠のヨ8639
この製品ではテールライトが点灯するようになりました。
ケース裏側
テールライトが点灯します
最後に〈92599〉JR貨車ヨ8000形(グリーン)2軸貨車セットです。
前述したようにTOMIXが参加するイベント会場等で限定販売されているセットです。
〈92599〉JR貨車ヨ8000形(グリーン)2軸貨車セット
最近は新型コロナウイルスの影響でイベントも中止が相次ぎ、手に入る機会がめっきり無くなってしまいましたが、テックステーションで通販されていたりするので、手に入れるのは容易です(そろそろ在庫切れかもしれませんが…)。
ヨ8639自体は〈93526〉のものとまったく同一のようで、テールライトもしっかり点灯します。
左が〈92599〉、右が〈93526〉(どちらも一緒)
前置きが長くなりましたが、このセットを使ってテールライトが点灯可能な黒色台枠のヨ8639を作ろうと思います。
まぁ台枠を黒く塗装すれば済む話ですが、塗装は面倒なので既製品を使用することにします。
〈2702〉国鉄貨車 ヨ8000形
用意するのは一般発売されているTOMIXのヨ8000です。
まずは両者とも分解します。
分解されました
あとは上半分のパーツと下半分のパーツを入れ替えるだけです。
ただ、手すりパーツは下部が茶色く塗装されてしまっているので、黒く塗装しました。
左が塗装済み
マスキングもせず、直に手塗りの手抜き塗装です。。
そして出来上がったのがコチラ…。
黒色台枠のヨ8639(？)
テールライトもしっかり点灯します。
ついでに便所窓も白く塗装しました。
室内灯は面倒なので取り付けてません。。。
テールライトが点灯します
これで、テールライト点灯可能な黒色台枠のヨ8639の完成です。
まぁ特に使い道は無いんですけどねぇ。
無垢なヨ8000を1両生け贄にしなければならなかったのはちと痛いですが、完全に自己満足の為だけの工作です。
せっかくなので(5回目)、ワムの方もひと加工(？)してみます。
まずワム287419ですが、救援代用車となっており、車体には「海」・「愛知機関区常備」の表記があります。
ワム287419
ワム380140の方は、番号以外は一般発売品と変わりはないようです。
ワム380140
聞くところによるとワム287419、なぜかコロ軸受に改造されているようなのです。
このセットのものは平軸受のままです。
平軸受
なので模型もコロ軸受に改造してあげます。
改造完了
まぁ、ワム380140と足回りを交換するだけですが(加工ってレベルじゃない…)。
そして…。
謎の車両その1
謎の車両その2
台枠だけ茶色いヨ8000と、青いのに平軸受なワム80000が出来上がってしまいました…。
どうしたものでしょうか…。
まぁ、どうしようもないのですが(笑(うしかない))
では、今日はこの辺で…。