こんばんは。
今日はNゲージ鉄道模型、KATO 23-100等旧タイプのプラットホームに照明を入れる話の続きです。一部に導入して暫く放ったらかしになっていましたが、ようやく屋根付きホーム全長に行き渡りました。
前回は橋上駅舎部より向こう側のみでしたが、手前側にも照明が入っています。
停車しているのはDD51 1186牽引、特別なトワイライトエクスプレス編成です。機関車、客車ともにKATO中心、一部客車にTOMIX製が入っています。
24系寝台特急の屋根の高さと比べるとこのホーム、結構高さが高いんですね。最新の近郊型ホームDXではもっと高い と思われます。
こちら側は頭上の照明が明るいせいか、あまりホーム照明のギラギラ感を感じません。
屋根裏に極細2mm幅テープLEDを貼るのは前回と同じ、旧式ホームを廉価にて照明点灯化しようという作戦です。
が、橋上駅舎部は暗いままです。下の方に書きますが、この部分は難易度が高いので、今回照明電源の引き通しのみを行い、照明点灯化は別途考えてやりたいと思います。が、その照明電源引き通しだけでも結構苦労しました。というのは、以前書いた通り、近郊型橋上駅舎(KATO 23-122,123)を旧タイプ23-100ホーム上に載せるのに、穴の位置が合わないので床板を1mmのプラ板で自作し、ポンと置いただけでした。
これは23-100照明電源引き通し改造後の断面画像、ホーム床板裏に銅板を敷いて導通、Sジョイナーにも銅板を取り付けて弾力で接触させてホーム全体に電源を供給する自己流方式、写真の通常ホーム部はホーム床板が本体に爪で固定されているので良いのですが、自前の床板を敷いた橋上駅舎部は爪が無いので浮き上がってしまいます。
そこで両端にプラ板を2mm追加、瞬間接着剤で固定したところに浅い穴を開けて裏からビスで固定 が必要でした。上からなら楽でしたがホーム床にネジ は避けたかったので。写真右側にビスが2か所見えると思います。穴が貫通しないように気を使いながらこの狭い隙間にネジを打つ、結構苦労する作業でした。でもやった甲斐はあって浮き上がりは解消されました。
前回はホーム同士を繋ぐSジョイナー上に銅板を乗せただけ導通を確保していましたが、取り外しの際ポロポロ落ちるので、写真のように下方向に銅板を延ばし、固定するようにしました。
”インチキ導通Sジョイナー”もちょこっと進化です(笑)。
こうして橋上駅舎部以外はホーム全長に行き渡った照明ですが、凹凸があるホーム屋根裏に両面テープ接着では剥がれやすいというのもあり、まだ工夫が必要のようです。
また問題の橋上駅舎部..
駅舎の下、吊り下げ式の蛍光灯表現が付いています(プラ表現だけでもちろん非点灯)が、矢印部のように段差があちこちにあり、とてもテープLEDを綺麗に付けられる感じじゃありません。これをどう表現するか?悩みの種です。
これは照明とは関係ありませんが、駅舎とホーム屋根に1か所隙間ができる部分があったので、矢印のパーツを貼り付けました。セット付属品で使わなかったものです。
今日はここまでです。何だかんだ苦労が多く、ここまで時間がかかっちゃいました。
この先もあれこれ工夫しながら、仕上げていきたいと思います。
色々苦労がありますし、極細テープLED分の投資額もありますが、それでも照明の点く製品を導入するよりだいぶ廉価に点灯化出来たんじゃないかと思います。
最後までご覧いただきありがとうございました。