羽衣線のクハ103-149に取り付けるスカートを自作していますが、並行して床板側にも取付準備をしておくことにしました。
前回の検討から、取付機構部分と垂直方向の柱(ステー)を流用することにした205系八高線用スカートです。H形を横倒しにした取付機構部分の内側には、床板の底面側で接触する突起が設けられていますが、取り敢えずこのままの状態としておき、取付可否を確認することにしました。
床板の先端部分の左右両側に、スカート取付用の切り欠きを作りました。側面に沿う床板の前端から1mmのところから、糸鋸で2mm×0.8mmの切り欠きを作りましたが、長さ方向に0.5mほど切り過ぎて、実際は2.5mm位になっています。
スカートはスムーズに装着できました。取付機構の上辺がライトレンズの遮光・保持ケースと接触していますが、車体と組み合わせた結果、問題ありませんでした(→訂正:確認方法が不味く、やはりケースの下部を一部切除する必要があることが後日判明)。切り欠きが長過ぎたので取付部分の後方に隙間ができていますが、後ほど詰め物をして補修できるように切り屑を回収しておきました。
高運転台のクハ103の車体に、加工してスカートの付いた床板を嵌めてみました。こちらも特に問題になる箇所はありません。
スカート前端も程良い位置に来ています。
京葉線のスカート付きクハ103の様な姿になりましたが、こちら側も問題ありません。ダミーカプラーは小形の方を仮に装着していますが、改良形ダミーカプラーは横幅がありスカートに当たって装着できません。自作スカートが完成後に改良形ダミーカプラーも加工して取り付けたいと思います。
床板を先行加工したことにより、205系八高線用スカートの取付機構を流用する自作スカートも、取り付けできる目途がつきました。
【関連記事】
KATO 羽衣線クハ103-194に改造(13)