羽衣線のクハ103-194に装着するスカートの固定位置を、後ろ寄りに変更する方法がないか検討してみました。

 

前回に確認した通り、201系用スカートを取り付けるには、床板側面で前端から1.5mmの位置を始点に後方へ2mm幅の切れ込みを入れる必要がありますが、103系用の床板はライトの遮光・保持ケースの当たりを避けるため、前端から2.2mm分の床板が切除されており、スカート取付が出来ません。そこで床板で側板に沿う部分に、スカート取付用の切り欠きを設けるのが現実的です。スカートの固定位置が後方に移動することになりますが、スカート側で対策できれば解決します。

 

KATO製の各種スカートを比較してみます。左側から、201系京阪神緩行線用(Z04-2987 クハ200から借用),205系京葉線用(Z04-3384),115系用(Z04L8642),211系3000番台用強化形(Z04-9315),205系八高線用(Z04-4314)です。H形を横倒しにした固定部分から下方に伸びるステーの付く位置と方向(垂直か斜め前方)で各種あります。201系用に準じたスカートを自作する上では、右端の205系八高線用が使えそうです。理由は次の通りです。

 

201系用(黒色)と205系八高線用(灰色)は、共に固定部からステーが垂直に伸びており、更に205系八高線用ではH形の固定部が201系用に比べて後方に付いており好都合です。

 

双方とも固定部から垂直に伸びるステーの位置を合わせて置いてみると、固定部は205系八高線用が約1mm後方に来ることが判りました。205系八高線用スカートの固定部分と継がるステー部分を一体で利用すれば、強度的にも心配のない自作スカートが作れそうな見通しが立ちました。

 

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