いすみ鉄道『レストランキハ』に乗ってきた! -2020.7.12- | 乗り鉄パウエルの気ままなブログ

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こんにちはパウエルです!

 

新型コロナウイルスの影響で多くの鉄道会社が春先から初夏にかけて観光列車を運休させてきましたが、7月あたりより順次そういった系統の列車も感染対策をした上での運転再開が目立ってきました!

 

そういった中で7/11より再開したのがいすみ鉄道の国鉄型気動車を使用した急行列車。

この急行列車自体には以前2,3回乗ったことがあるのですが、その急行列車を使用して実施しているレストラン列車に前々から気になっていたんですがなかなかタイミングとお金の都合が合わず参加できていなかったのですが、今回の運行再開に合わせて友人と一緒に乗車してきました!

 

7/12

再開一発目となるレストラン列車に乗るべくまずは東京駅から255系わかしお3号に乗車。

レストラン列車に乗るには大原駅10:41の普通列車が最終接続便となるためこのわかしおがちょうど良い接続でした。

 

大原駅に到着後、いすみ鉄道乗り場へ。

レストラン列車にはいすみ鉄道1日乗車券が含まれていて、大原駅構内にあるいすみ鉄道売店にて参加者氏名を伝えることでそちらの切符を受け取ることができます。

 

1日乗車券を受け取って乗り込んだのはいすみ鉄道のキハ20

2015年に新潟トランシスにて製造されたバリバリ平成時代の車両ですが在籍しているキハ52などに合わせて国鉄キハ20に似せたデザインになってます。しっかし噂には聞いてましたが本当に国鉄車と言われても違和感ない車ですねwww

 

大多喜駅に到着後はレストラン列車の受付にて参加登録を済ませ座席指定券を受け取ります。

コロナ対策もしっかりされていて受付時に体温確認を実施していました。

 

受付を済ませていよいよ列車に乗り込みます!

列車は11:20頃入線してきました。

この日はレストラン列車の再開初便ということでヘッドマークが「きぼう」となっていました。

(きぼうって確か修学旅行列車につけられていた名称だと思うですが...まぁ響き重視ということでw

 

レストランキハ参加者はキハ28の2号車へ

 

しっかりと専用のサボも挿さっていました!

サハシってまた芸が細かいw

 

こちらの車両はレストラン列車運転日(原則として日曜日)はツアー専用車という扱いになります。

車内はボックスの半分が潰されてテーブルとなっています。そしてテーブルにはすでにメニューやグラスなどがセットされています。

 

急行1号の発車は11:37ですがレストラン車両の方は11:30くらいより提供などが始まりました。

この日は再開一発目ということもあってかいすみ鉄道の社長さんより挨拶があったのち、レストランキハの料理を担当されているイタリアン料理店「青い魚」オーナーシェフさんからの挨拶がありました。

 

挨拶が終わると各テーブルにウェルカムドリンクが配られました。

こちらはオレンジジュースかスパークリングワインから選べましたので僕はスパークリングを♪

 

出発とほぼ同時くらいにレストランキハの乗客で乾杯!

 

そして乾杯をしたあといよいよ食事がスタート!

レストランキハでは前菜→スープ→第一の皿→第二の皿→デザートという流れでイタリアンのコース料理が提供されます。

 

まずは前菜。

前菜は2皿ありまず出てきたのはピクルスとオリーブ。

 

2皿目が季節の前菜3品盛り合わせでこの日はくるま海老、さざえ、タコでした。

 

こちらの前菜が食べ終わった頃列車は国吉駅に到着

こちらでは10分ほど停車しましたので一旦降りて撮影!

 

ホームではいすみ鉄道応援団の方が出迎えてくれました〜

 

大多喜駅での見送りもそうだったのですがだいぶこの急行列車の再開を待ち遠しく思っていたようでこういったお手製のカードでお見送り・お出迎えをしてくれました。

 

国吉駅を発車するとスープが運ばれてきました。

あっさりとしていてとても美味しかったです♪

 

スープが終わるとメインディシュに向けてお口直しということでりんごジュースをいただきました。

 

 

お次は第一の皿として「大原さんアワビといくらの冷製スパゲッティーニ」

個人的にはこの日提供された食事の中ではこちらが一番気に入りました!

 

レストランキハでは食事中の飲み物としてワイン(赤・白)、オレンジジュース、烏龍茶、お水がフリードリンクとなります。

せっかくですのでメイン料理に合わせて僕は白ワインをいただきました!

 

こちらの白ワインはアメリカン航空でも提供されている銘柄だとか。

非常に飲みやすかったです。

 

第一の皿が終わるとメインでもある第二の皿!

大原産伊勢海老の香草オイル焼 ピッツェリアソース!!

 

合わせてバケットもありますのでソースをパンにつけて♪

 

食後は自家製チーズケーキとジェラートをコーヒーと一緒にいただきました。

 

これにて食事は終了!

どれも絶品でそんな美味しい食事をキハ28の車内でいただけるとは国鉄型大好きな僕としては最高の空間でした♪

 

いすみ鉄道を一往復して14:06に大原駅に到着したところでレストランキハのツアーは終了。

ツアーとしては終了となりますが1日乗車券もありますので希望する人はそのまま大原行きの急行4号に乗車が可能となっています。

 

この日見た限りでは大半のお客さんが大多喜駅で下車されていましたね。

僕はらまた外房線を使って帰りますからそのまま大原駅まで乗車しました。

 

大原到着後はキハ52の方も撮影!

今春クラウドファウンティングを活用して検査を通し首都圏色から国鉄色のツートンに戻されたキハ52

やっぱ個人的にはタラコ色よりこっちのが良いですねw

 

大原からは特急わかしお16号で帰りました。

わかしお16号は上総一ノ宮で増結する運用だったようで上総一ノ宮ではE257の連結シーンを見ることができました♪

 

〜あとがき〜

いすみ鉄道のレストランキハ

先述の通りずっと気にはなっていたのですが今回こうしてやっと乗車が叶ったわけですが...

いや本当に良かったと思います!

国鉄時代からの原型をほぼ止めているキハ28

つまり食事を提供する車両としては設備不足も甚だしいのですが、そうした状況の中であそこまでの食事を提供してるのは脱帽でした。

レストラン列車に供されているキハ28 2346も製造からすでに50年以上が経過し当初は廃車になる予定だったとか...

それでも今年は頑張って検査通したらしいですが次に車両が故障した際には修理して復帰させるのは絶望的で検査期限切れるのが先か車両壊れて終了するのが先かという結構先は怪しい状態らしいです...

キハ28が引退してしまったらレストランキハもどうなるかはわかりませんし、続いたとしても車両が変わるわけですから国鉄型が好きな方とかは近いうちに乗られるのが良いかなって思います。僕もまた機会作って2回目乗ろうかなとw

しかしどういう形にしろこのレストランキハはぜひいすみ鉄道の長寿企画として続いて欲しいです。

 

レストランキハで食事を提供されている「〜青い魚〜」さんは茂原に店を構えていらして「そちらではレストランキハよりも本格的でもっと美味しい料理を提供しますのでぜひお越しください」とおっしゃっていたのでそちらも気になりましたw

 

 

 

さて、あとがきがずいぶん長くなってしまいまいたが...

最後までご覧いただきありがとうございました〜!