みなさんこんにちは。前回からの続きです。

府内への自粛要請が解除されたら、いちばん行きたかった大阪城を先日、散策した際の様子をお送りしています。

 

 

こちらは「桜門」。広大な敷地を誇る、大阪城本丸へ至る「正面玄関」に当たります。 

 

 

ヤフー地図より。ちょうど赤い☆の辺り。 

 

 

地図には載ってはいませんが、この門の手前には内堀が巡らされていまして、その東側は空堀になっています。興味深い光景です。

 

 

 

まだ散策は続くのですが、ここらでぼちぼち帰路に就こうかと思います。向かうのは、大阪城公園への最寄り駅のひとつ「森ノ宮駅」です。

 

 

 

さて、「桜門」と「内堀」を抜けますと、外周路のたもとには、これまた大きい石壁がそびえているではないですか。 

 

 

ここは「玉造口(たまつくりぐち)」

解説にもありますが、かつてはここにも「玉造門」と櫓があったようですが、明治期に撤去され、この石壁だけが残るという現在です。

 

ところで「玉造」と言いますと…

ここから南側、「JR環状線」もしくは「OsakaMetro長堀鶴見緑地線」で一駅行ったところには「玉造駅」があります。

 

 

再び、ヤフー地図より。

 

大坂城が建設されるよりはるか昔、この一帯は一面海だったのですが、現在の玉造一帯が上町台地の小高い丘だったこともあり、古墳時代には装飾品の勾玉をこしらえる人々が住み着いていたとのこと。

これが地名の由来になっていることは知ってはいましたが、そんなに古い歴史があるのかと、いまさらながら驚かされます。

 

 

そして、緩い坂を下って行きますと…またもお堀が右手に見えて来ました。「南外堀」です。

 

 

 

立派な石垣と、悠々と水を湛えた外堀。

そして、向こうには大阪市内中心部のビル群。

このお城が、繁華な街中にあるものだということをあらためて感じます。

 

次回に続きます。

今日はこんなところです。