ピンぼけブログ館II

京都人のおじさんです。仕事場は大阪船場。近所をブラブラ歩きながら、写真を撮ったり、お寺や神社に参ったり、ギャラリーをのぞいたりしてます。余り飛び回れなくなりましたが、鉄ちゃんでもあります。 よろしくお願いします。地元の叡山電車の写真をメインとした鉄道の話、京都・大阪とその近郊のお散歩やギャラリー巡りの感想、ちょっと遠出できたときの旅行記、などなど、なんでもありの雑文などをぐだくだと.... (by なかっちょ from Kyoto)

井上絵美子 – 漆 – 展 in ギャラリー恵風

  ギャラリー恵風の2階では、井上絵美子さんの-漆-展をやってます。  

f:id:nakkacho902:20200712225440j:plain

  井上絵美子さんは、京都では有名な漆工芸家のおひとりで、地下鉄烏丸線五条駅ちかくて、漆工芸の教室を開かれています。京都市立芸大の講師もされていて、1階で展示されてた、黒沢理菜さんも大学時代の教え子のひとりだそうです。  

f:id:nakkacho902:20200712225458j:plain

  会場に入ってまず目に入るのが、雲のようなお鏡餅(笑)のような面白い造形の作品が二体。  

f:id:nakkacho902:20200712225512j:plain

  中へ入って、視線を転ずるとこんどは黒い作品。
赤(朱)と黒は、漆細工の基本色ですね。
 

f:id:nakkacho902:20200712225527j:plain

  雲のような作品は、「朝日を浴びて」と題されています。
会場でも効果的にライトアップされて、つややかな漆独特の地肌をみせています。触りたくなるような(^^; ツヤツヤのお肌ですね。

奥には、金色に輝く作品がひっそりと置かれていました。
 

f:id:nakkacho902:20200712225536j:plain

  反対側の奥の壁には、飾り板が。明り取りの窓とバランスが絶妙(^.^)

ベテランの技巧と若い方の斬新さを両方見れた、漆展でした。
*
 
(前の記事) (黒沢理菜個展)  
(次の記事) (叡電ネタその1です)  
読んでいただいてありがとう!  (TOP記事へ)
(当ブログは、2019年5月24日より「ココログ」より載せ替えました。 ココログの記事は【こちらで読めます】)