網干線全駅制覇のスタート。その前に起点の飾磨駅構内を撮影します。

 

 

外側が本線で、中央が頭端式の網干線というなかなか特徴的な2面3線。網干線からは両側のホームに出ることができ、非常に効率的な構造となっています。これなら階段などを使わず乗り換えが可能で、列車を利用することにより、完全バリアフリーを実現しています。

 

 

こちらは山陽電鉄のシンボルマーク。飾磨駅の構造同様特徴的なデザインではないでしょうか。

 

 

行先表示からもわかる通り、ワンマン運転で網干線内を行ったり来たりしています。

 

 

ただ3両編成というのは輸送力過剰なのではと思ってしまいます。ま、きっとそうするだけの事情があることでしょう。

 

まずは15時04分発の列車に乗り、2駅先の夢前川駅へ。

 

 

 

 

ホームからは駅名の由来となった夢前川が臨めます。

 

続いて1駅戻る形で西飾磨駅へ。

 

 

 

・・・とここで気付いたのですが、この網干線は日中のこの時間も15分間隔で運行されており、行きつ戻りつするこの方法が、必ずしも効率的ではないようです。残るは終点を入れて4駅、これからは1駅ずつ丹念に進む牛歩戦術を採ることにしました。

 

広畑駅には15時43分の到着。

 

 

ここは日本製鉄瀬戸内製鉄所の最寄駅。対抗式ホームの2面2線ですが、かなりゆとりある構造です。ただこの時間はほとんど利用客もおらず、がらんとして寂しい雰囲気を漂わせていました。

 

 

 

 

 

 

 

 

1駅ずつ山陽天満駅平松駅と進み、終点山陽網干駅には16時36分に到着です。

 

 

 

 

 

三角屋根の見覚えのある駅舎が出迎えてくれました。5年前は九州旅行の帰りに、ここの近くのコインパーキングにクルマを停め、姫路城山陽電鉄完乗をしたことを今でも鮮明に覚えています。あれからもう5年も経ったのかと思うと、感慨深いものがあります。

 

とにかくこれで網干線全7駅完全制覇となりました。そろそろホテルのある新開地駅へ戻ろうと思います。

 

起点の飾磨駅へ戻り、そこから阪神大阪梅田行き直通特急に乗り、新開地駅には17時52分の到着。帰宅ラッシュもそろそろ始まるこの時間、座れたのはラッキーですが、ロングシートなのは少し残念でした。ただ疲労もあり車内ではほぼ全区間爆睡してしまったので、そんなことはあまり関係はありませんが。

 

 

予約したホテル外観。

 

 

目立たない看板があるのみで、パッと見ホテルとは気付きませんでした。ですが通された部屋に入ってみてビックリ! 広さこそそれほどではないものの照明は明るく調度品も新しくキレイで、とても気に入りました。さらに自粛解禁といってもまだまだ稼働率は低いからなのか、勝手にシングルからツインへとアップグレードしてくれる大サービス。至れり尽くせりとはまさにこのことでしょう。

 

そんな豪華な部屋で一休みした後、明日使用する予定のフリーきっぷを求めて湊川駅まで歩きます。

 

10分ほど歩き、ターミナルらしい風格の駅舎を持つ湊川駅へ。どことなく雰囲気が京成上野駅と似ているような気がするようなしないような・・・

 

 

窓口で無事きっぷを購入し、いくつかの未訪問駅を巡りつつ阪神御影駅へ向かいます。ここは駅前にショッピングモールがあり、そこで夕食を済ませ、ホテルへ戻ることにしました。

 

 

その筋では有名な、カーブ上にあり激せまなホーム。想像以上に狭く、とても危険に感じました。

 

 

 

 

帰る頃には日も暮れ、真っ暗になっていました。

 

今日はこのままホテルへ戻ります。明日は神戸電鉄を中心に、再び兵庫県内の鉄道を乗りまくりたいと思います。