2020.4.23 JR東日本251系RE-2編成国府津疎開返却回送《後》 | たいちょ〜の心のつぶやき 第2章

たいちょ〜の心のつぶやき 第2章

『縁は、連結する』鉄道など交通を中心に興味の赴くままに、日々呟き語るブログ。
※最近すっかり鉄道ルポタージュ化してますが、言いたいことを素直に言うという意味でブログタイトルは変えてません。

さて。
4月23日、新宿まで追ったJR東日本251系RE-2編成の疎開返却回送
前にも書いた通り、新宿で撮り終えたら後は大宮くらいかな?と思っていた。
大宮操車場(さいたま新都心)でも17分停車するけど、確実性を狙って準備していた。

しかしこの日、ハプニングが発生。

宇都宮線、人身事故!

人身事故発生により、関連各線のダイヤが一気に乱れ始めた。
まるで先の見通せない中、とりあえず北に舵を切る。

13:01頃、池袋駅
まずは定刻運行の埼京線で先行し、池袋駅3番ホームの先端で捉える。
普通走行写真を撮るなら2番ホーム側なのだろうし、現に数人はいたのだが、密を避ける取り組みと
いうよりは、階段の乗り降りも面倒だし、単なるひねくれ根性だと言っても差し支えないw
障害物も多かったからとっさには難しいアングルだったけど、どうにか納得のいくカットを収めた。

この時、最徐行で通過してくれたのも幸いだったが…
新宿〜池袋間走行だけで約8分かかっていたし、既にダイヤ乱れの影響が出始めていたようだ。

そしてこちらは、数分後の埼京線で赤羽へ。
普通の考えだったらとっくに通過していったと思いがちなのだが、ホームを眺めるとまだ撮り鉄が。

…あれ?まだ通過してない?

そう考えていたらすぐ、6番線に列車通過の放送が。
撮影場所を細かく精査する間も無く、埼京線ホームで安全を確かめながらカメラを構える。

13:14頃、赤羽駅
1年ぶりの赤羽、それも下り側(北行)のレアカット。
そして上野東京ラインもダイヤが乱れ始めていたので、わざわざ京浜東北線へ乗り換えた。

すると、13:34頃、南浦和駅到着間近。
…あら。

本線上停車!

先行列車が詰まり、南浦和駅横の本線上で抑止状態に。
結局駅発着中も動く気配は無く、またまたここで先行。

13:46頃、浦和駅
結局浦和駅で湘南新宿ラインのホームに上がり、最徐行で通過する251系を見送る。

本当にこれで終わりだから、これで…

そう思ってまた京浜東北線に乗って、わずか約4分後の与野駅手前。
また抑止中を追い越した。

この後、物理的に大宮操車場でも撮影が可能だったのだが、遅延しているのでそのまま通過するかと
考えて、あえてさいたま新都心駅では降りて待つことをせず、そのまま大宮駅まで先行した。
結果的には順番通りに列車を動かす観点から、所定以上の停車時間があったようだが。
まぁ大宮駅でE231系の余剰サハの入換作業が見られたから、それも良いかなとの結論に達したが。

そして、14:27頃。
大宮駅11番ホームに到着。

約2分停車して、最後の走りへ。

後半はダイヤ乱れに掻き回されたが、この後14:32頃に無事に東大宮に到着。
約3時間17分の波乱万丈な回送旅は幕を下ろした。
これが自分にとって、251系が自力で動く姿を見た最後の機会になるだろう。

そこから約一ヶ月後の5月20日に、このRE-2編成は長野に廃車回送されていったのだが…
この時の沿線の異様な加熱が、撮り鉄情勢をさらに悪化させていくことになった。
これから先、個々が進んで撮影マナーを律していかなければ、好転することは有り得ない。
もっとファインダーの周りに目を配り、心を配り、なにより安全を第一に遵守して動いていこう。
自分さえ良ければ、の姿勢を改めていかないと、いつまでも疎まれたままだ。