最近といってもかなり前から見るようになったが、ズームレンズを動かしながらスローシャッターで流し撮りする技がある。これが決まればかなりかっこいい。スピード感があるし、編成の後部までピントが合っている。
実は私はこれが下手である。それでも何度もやっていれば当りも出る。うまい人ならかなり遅いスピードで決めている。今はデジカメだから、失敗しても経費はかからない。昔はフイルムで一本千円以上かかっていたから、あまり挑戦できなかった。
成功率は少ないけど、シャッターをそれ程落とさなければシャープに写る。LEDの表示を切れずに撮ることもできる。走っている被写体を止めるのにいくら高速シャッターを切っても少しはブレていることになる。しかし、ズーム流しで早いシャッターなら、それだけピントはビシット決まっていることになる。
スピード感が無くてもズーム流しは有効である。だから、失敗を恐れずにチャレンジはしている。天気の悪い日にも使える。早朝とか夕暮れの写真もたくさん撮るようにしている。それで撮影時間帯が広がる。それまで撮れなかった列車も撮れるようになった。
ところでズーム流しの撮れるレンズは少し前に買っていたフルサイズのEFレンズである。EF24-105 F4LやEF70-200 F4Lを使っている。新しいEFSレンズはズームリングを回すとピントが動いたりする。スムーズにズームできなかったりする。
阪急のLEDは250から撮れる。大阪梅田行き特急の表示を記録できた。文字は真ん中で少しずれているから180で撮る方がいい。曇りの日に俯瞰して撮るようにしている。
雨の日の夕方に撮影。以前はカラーで撮らなかった条件でも撮れるようになった。
晴れた日のズーム流しは感度を下げる。といってもISO200だが。幕車とLEDの両方来る時は切り替えがやっかいである。幕車なら高速シャッターを使いたい。
阪急 京都線の準急をスーム流しで撮る。スピード感はあまりないけど、LED表示はシャープに写っている。
京阪の3000系もLEDである。せっかく特急で走っているが、180では横筋が出ている。
223系は行き先が切れることがあり、曇りの日にはシャッター速度を落として姫路行きがわかるように撮っている。JR西日本は高速シャッターでもきれいに写るLEDが増えている。
夜明けの貨物列車もズーム流しで撮るようになり、撮影時間帯が広がった。朝日のギラリ反射を狙っている。バックの風景が流れてスピード感もある。
曇りの日にはあまり撮らないようにしていたが、今はスピード感重視で撮るようにしている。晴れていたら影の処理を考えるが、影が無いので撮りやすい。
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