先般入線したTOMIX製のキハ40-500 東北地域本社色(品番8464、8465)に、添付された電話用衛星アンテナのパーツは、TOMIXから単独パーツとして分売されていないため、オークションサイトでは相変わらず1500円~2300円の高値で取引されているようです。

 

列車無線アンテナの前方に装着したのが、電話用衛星アンテナです。

 

これが添付されている電話用衛星アンテナのパーツです。2種類のアンテナがモールドされていますが、手前の台座が円形で背の低いアンテナは、搭載初期に非トイレ側(屋根上の水タンクがない側)のみに設置されていた物です。その後、運用上の改善のために運転台毎に設置することになった際には、奥側の台座が四角形で背が高くなった改良型アンテナが、トイレ側(屋根上の水タンクがある側)にも追加設置された経緯があるそうです。その後、当初から両側に設置された車両では、両方とも奥側の改良型アンテナに統一されています。これで、2種類のアンテナがモールドされ、かつ数量がアンバランスな理由が判りました。

 

このパーツが、他社(サードパーティ)から発売されていないのかを調べてみたところ、在りました。トレジャータウンからTTP252 衛星電話アンテナ(花輪山田只見)が、発売されていました。これはエッチング製品で、組み立てる必要がありますが、シャープな仕上がりが期待できます。円形をしたアンテナ本体には厚みが必要なため、重ね貼りの必要があるようで、TOMIXの分売パーツにあるGPSアンテナ(品番JA17)の併用を示唆された記述もどこかで見ました。

 

私のキハ40-2000にも衛星アンテナを搭載したいのですが、さてどうしたものでしょうか。

 

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