今回2度目のサンライズ乗車で、初乗車の時も四国へ『千年ものがたり』を
乗りに行った時でした。
今回の部屋は1人で利用ですが、2人利用可能な
号車“シングルツイン”
おそらくだけど、e5489のシステムで予約できるのは
A寝台 B寝台シングルツイン 指ノビノビ座席だけなんじゃないだろうか？
普通にソロとシングルは空いてましたからねぇ。うまくボッタクられた感じがします。
まぁ、“シングルツイン”も1度は乗っておきたかったのでまぁいいや
そんな“シングルツイン”の個室です。
車端部の台車の上なので、上下仕切った個室が取れないなら・・・
2段ベットのツインルームにしておけばいいじゃない('ω')b
な発想で生まれた部屋。
価格設定をミスってるから多分2名利用者が少ないんだと思うんだけどな・・・
この部屋、1人利用で9,600円、2人利用で15,100円なんだけど、2人でサンライズ乗車なら
ソロ6,600円×2室より高く、シングル7,700円×2室ともほぼ変わらないのでコスパ悪すぎ。
しかも超ラッキーで1編成4室の、サンライズツインを取れたら2人15,400円なんですよね。
ちなみに、下段ベッドは2名の対面BOXシートに出来ます。
なので、2人で個室飲みを楽しみたいなら、シングルツイン＋シングルにして
シングルツインの１Fを座席にして、寝る部屋を個別にするほうが快適。
ま、うんちくほざいてますが、当人は嬉しさのあまり
動物園のチンパンジーのごとく、1Fと2Fのベットを行ったり来たり
下で寝転がったり、上で外を眺めてビールを飲んだりと満喫してました
1人“シングルツイン”これはこれでアリかも
そんなことをしつつ、【東京駅】を出てからドアに備え付けの鏡の反射で
結構まぶしい室内の照明の調整をしゴロ寝用短パンに履き替え
【横浜駅】を過ぎた後に検札。
一応、寝台列車なので浴衣もあるのですが寝相が悪いので着ません
ビールを飲みながら、どっちで寝るか上り下りをしてるうちに
【熱海駅】を通過。
多分・・・【沼津駅】の記憶はある感じはするんだけど・・・
目が覚めたのは朝6時。
窓に叩き付けられる雨の音に焦りを感じつつブラインドを上げる。
めっちゃ雨やん
この状況はかなりヤバい
一番恐れているのは、列車遅延と運休。
JR西のwebサイトではサンライズには遅延は出ていないようだ。
ほどなく、車内放送で到着時間の案内が入り【岡山駅】の到着時間と
その先の運行情報が流れる。
九州新幹線 大雨で運転見合わせ
山陽新幹線 通常運転
サンライズ出雲 伯備線 遅延
サンライズ瀬戸 本四備讃線 通常運転
ということで、無事高松にはたどり着けそうだ。
2分遅れで【岡山駅】に到着したときには雨も上がり
このまま天気よ持ってくれ
という気分でした。
【岡山駅】で『瀬戸』と『出雲』に分離し サンライズ瀬戸 は宇野線に入り
【児島駅】でJR四国の乗務員に交代。
本四備讃線を快調に走り抜け、予讃線に入り【高松駅】に定時到着。
【高松駅】に到着する前に『JR四国 高松運転所』の操車場が見えた。
その中にチラッと、初日に備え磨き上げられた『千年ものがたり』と
『時代の夜明けものがたり』にバトンタッチした『幕末維新号』が留置。
偶然取れた動画からの切り出しなので構図とかが無視ですわｗ
そんな車窓を眺めてるうちに
【高松駅】に到着し サンライズ瀬戸 は30分ほど停車です。
琴平までの順延は臨時扱いなので特急といえど、定期運行の快速や普通列車が優先されます。
まぁ、普通列車は途中で追い越しますけどね。
ここにいても仕方ないので、いったん改札を出て『モーニングうどん』
その後、一度【琴平駅】に移動。
停車中の サンライズ瀬戸 が【高松運転所】へ回送されるのを見届け
その後 特急 南風6号 9：35 岡山 に乗車し【多度津駅】へ戻り
『四国まんなか千年ものがたり～そらの郷紀行～』 のお見送り
そして
ここから帰りのお話です
『四国まんなか千年ものがたり～しあわせの郷紀行～』 の乗車を終え
コインロッカーから荷物を取り出し【坂出駅】まで行き
快速 マリンライナー52号 17：54 岡山 に乗車し岡山まで戻ります。
岡山で一度途中下車友人と、『明神丸・岡山本町店』にて
藁焼塩タタキ&タレで
乾杯。
四国に行ったのに、岡山で“かつおのタタキ”を食べるという矛盾行動
最初は、岡山で時間を余らせたらそのまま大阪まで移動して『ノビノビ座席』で安く戻るつもりでしたが
ミントさんが岡山の『明神丸』に付き合ってくれたので、9時間近くの乗車になるのなら個室を取ろうと
空きをチェックしたら、A寝台シングルデラックスに空きがあったので取りました。
車両に乗り込むと車掌さんが「24番の部屋ですか？」と尋ねてきたので
乗車券を見せると「こちらの部屋になります、ごゆっくり」と案内される。
初『A寝台 シングルデラックス』の室内へ！
洗面台がある
デスクがあるベッドもシングルより10㎝は広い
そして、A寝台の特典サンライズアメニティセット
中身は、公開している人がたくさんいるので紹介は省きますが
列に並んで買う『シャワーカード』もこのセットに入っていて
A個室用のプリントがされたカードがついています。
シャワー室も『A寝台』利用者用は区別されています。設備やシステムは同じです。
乗車前に食事を済ませてあるので、あとはのんびり寝台列車の旅。
とりあえず0：30【大阪駅】までは起きていたのだけど・・・
【京都駅】の通過は全く覚えてません
気づけば・・・
静岡を通り過ぎ由比辺りまで来ていました
良い感じに日の出。
熱海を過ぎ、ほぼJR東海エリアを寝て過ごし
シャワーを浴びて、ラウンジから外を見ると小田原辺り。
その後も順調な運行で定刻に【東京駅】に到着しました。
この後、“寄り道乗り鉄”してたので帰宅がお昼過ぎになりました。
でも、良いですね寝台列車の旅は・・・
人気があり過ぎるのか サンライズ出雲の下りがなかなか取れないので
“伯備線”コンプリート出来ないのが悔しいですけど
『285系 SUNRISE EXPRESS』がグッドデザイン賞を取ったのが1998年。
つい先日デビュー22周年となり、現存唯一の“定期運行 寝台列車”
あと何年運行が続き、後継列車がでるかどうかも分かりませんが…
後継列車が出るのならせめて、個室だけでも小さい冷蔵庫を完備して
ビールを冷やしておけるようにしてください
いやマジで・・・、Wi-Fiより冷えたビールでっせ・・・ホンマ