今日は朝から割と晴れ間がありましたが、天気予報では昼頃関東地方を雨雲が横切り、雨模様になるとのことです。

 

一抹の不安がありましたがそろそろ身体の錆落としをしないと健康に重大な影響がでそうなので、盟友オヤジ鉄氏を誘って水戸線に出かけました。

 

ターゲットは既に何度か撮っているハチイチ牽引のホキ配給列車一本で撮れ高が少な過ぎですが、天気が心配でこれ以上遠出したくないので致し方ありません。

 

残念ながら東京より雲が多めでしたが、水戸線の配給で初登場のパイパイをやや薄いながら水鏡も入れて撮影しました。

 

小山に戻った頃かなり激しく雨が降り出し、後で天気情報を調べたら水戸線沿線では1時間に50ミリ以上の雨が降ったそうで正に間一髪でした。

 

文字通りこの「今日の一枚」だけで終わってしまったので、余談でパイパイの歴史を振り返ってみたいと思います。

 

国鉄時代の1985年に開催されたつくば万博でお召し列車を牽引してから一躍脚光を浴びた同機ですが、JR化後暫くすると赤一色の貨物用塗装に塗り替えられ、一挙に過去の栄光が消されてしまいました。

 

当時田端のハチイチは受託で貨物も牽いていましたが、元お召し機のキャリアが一応尊重されたのか北斗星や団臨運用に入る方が多かったと思います。

 

その後担当者が悔い改めて?北斗星組の象徴の流れ星が追加されましたが、他のカマと差がないのでこの頃は依然ワン オブ ゼム状態であまり注目を集めることはなかったようです。

 

パイパイが再度脚光を浴びるようになったのはお召し用の銀差しが連結器や手すりに施されてからですが、かように機関車にもサラリーマンの島耕作や半沢直樹のように浮き沈みがあるのが何とも興味深いところですね~