(PENTAX K-1・HD PENTAX-D FA24-70mm・F5.6・1/4秒・2020.7.7)
さて、淡路駅定点観察第104回目が続いていますが、
今日は、7/6(月)の営業終了後の深夜に行われた、 阪急千里線のダブルデッキトラス架設工事第4回目の様子をお伝えします。
その前に架設工程について少しおさらいをしておきましょう。
淡路駅定点第95回-その5で予想した工程から少し変更があって、次のとおりです。
いままでの完了工程は
第93回までに淡路変電所からJRおおさか東線までの区間にあるラーメン橋の上に送り出し軌条桁を構築。
①R1.9.9に京都線との分岐後のラーメン橋「Rc136」から京都線を跨いで構築された仮ベントまで手延べ機と軌条桁が送り出し。(架設工事-第1回目)
②R1.10.1に仮ベントからJRおおさか東線の北側にあるラーメン橋「Rc137」まで送り出し。(架設工事-第2回目)
③R1.10.24に手延べ機部分が「RC137」からはみ出るまで送り出し。(架設工事-第3回目)
④R1年10月より本桁の組み立てが開始され、R2年2月にボルト本締めまで完了。
⑤R2年4月より「RC137」上に降下設備の設置が開始され現在に至る。
それでは現場の様子にまいります。
0:51過ぎに最終回送が通過します。
1:24過ぎに何の前ぶれもなく送り出しが始まっていました。
2:18頃に停止するまでの約54分間はタイムラプスにまとめました。
3秒間隔で1,050枚を撮影。停止の少し前に動作不良が起きて画像が乱れてしまったのはご容赦ください。
ワーレントラスのヒンジ(V字の先端)下にサンドルを組んだ架設台車があります。
地上から見える限りでは、作業員の方々は主に台車の状態を確認しながら送り出しが続けられていました。
開始から約20分経った末端部。
先端部が仮ベントに到達。
先端部がおおさか東線に届きそう。
おおさか東線上空を通過中。
そろそろ停止。末端部はもう降下設備に隠れてしまってます。
停止後も固定作業が続けられます。
ぐるりとひと回りしてみます。
千里北陽踏切付近から。なにか宇宙船のようにも見えてきます。
変電所付近から、本桁のいなくなった送り出し末端部。
夜空に浮かぶポンツーンかな?ねぷたにも見えてきますね。
明るくなってから再訪しました。
ビフォーアフターです。左が第104回(6/20)、右が送り出しの翌朝です。
送り出し側「Rc136」
受取側「Rc137」
JRおおさか東線との交差
普段使いの方々は意外に気付かない風でした。
軌条桁が架かってからそれなりに月日が経ってますので、
すでに日常風景となった中での間違い探しレベルなのかもしれませんね。
でもJR淡路駅ホームから見ると、やはりワーレントラスは迫力が違います。
第104回その6に続きます。
1回目から12回目までの1年間の振り返りは、こちら
京都線の部 と、 千里線の部 です。
13回目から24回目までの1年間の振り返りは、こちら
京都線の部 と、 千里線の部 です。
25回目から36回目までの1年間の振り返りは、こちら
京都線の部 と、 千里線の部 です。
37回目から48回目までの1年間の振り返りは、こちら
京都線の部 と、 千里線の部 です。
49回目から60回目までの1年間の振り返りは、こちら
京都線の部 と、 千里線の部 です。
61回目から72回目までの1年間の振り返りは、こちら
京都線の部 と、 千里線の部 です。
73回目から84回目までの1年間の振り返りは、こちら
京都線の部 と、 千里線の部 です。
85回目から95回目までの1年間の振り返りは、こちら
京都線の部 と、 千里線の部 です。
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