上毛電気鉄道 700 形は、元京王電鉄井の頭線用 3000系で、当時使用していた 300型・350 型の老朽化代替えと車両冷房化・ワンマン運転化を目的として、1998年から 2000年にかけて上毛電気鉄道に譲渡されました。
制御電動車デハ 710+制御車クハ 720 の2両編成で、8本(16 両)が在籍しています。
全編成とも、京王時代と比べて、種別灯と尾灯の位置が逆転したことや、主制御器の交換、抵抗制御器の新品への交換などが行われています。
前面の塗装は、入線当初は全車両ともフィヨルドグリーン塗装でしたが、2005 年度検査出場時以降、京王時代の塗装に順次変更され、現在では各編成毎に色が異なっています。
鉄道コレクションでは、第21弾で製品化された 711F を所有していますが、 711F 編成は、京王時代のクハ 3700・3750 形が種車で、クハ3750 形を電装化、分散式冷房装置を搭載しており、制御装置は京王 6000系の廃車発生品が再利用されています。
↑ デハ711
↑ クハ721
↑ デハ711 前面の様子
↑ デハ711 側面の様子 その1
↑ デハ711 側面の様子 その2
↑ デハ711 側面の様子 その3
↑ クハ721 側面の様子 その1
↑ クハ721 側面の様子 その2
↑ クハ721 側面の様子 その3
↑ パンタフラフ 付近の様子
↑ 台車の様子
↑ クハ721 側面の様子