今回のブログは７月初めの事ですので、この心境に至る前の旅です。

　梅雨入りして、雨が続いて晴れ間が本当少ない。その中、７月になって晴れた日がありました。ずっと雨でモヤモヤ、テニスも出来なかった妻は「ドライブしたい！山の緑を見たい！」とせがみます。残念ながら我が家から山並みを見渡せる所を日帰りすると、また妻がグッタリする距離になるのです。「なら泊まりがけにするか？」聞いてみると賛成の意。宿を探します。以前孫を連れて行った箱根の宿。当日予約ながら取れましたので、慌ててお出かけ。箱根なら車も有りです。

　東名高速道路から小田原厚木道路。箱根も熱海もこの道は何度も通ります。今年も熱海ふふさんに泊まって以来。あの時はコロナ騒ぎの走りだった…僅かな期間で世の中変わった。

　無料化された箱根新道に入って着いた先は、小田急ホテルはつはな。

須雲川インター降りるとすぐの所に有ります。箱根新道は強羅回り違ってつづら折りのカーブが少なくて（標高も低めかもしれませんが）車酔いしやすい妻には助かります。その行きやすさも選択理由の一つ。お宿に着いたのはチェックイン時刻よりもかなり早め。でも案内していただけました。

　部屋からは山が目の前。

コロナ騒ぎの緊張感からも解放されます。良いなぁ…。落ち着く。

　今回、お部屋に露天風呂が無いので（内風呂はもちろん有りますが）、大浴場に行ってみます。大浴場は別棟。連絡階と大浴場は階数が異なるのでその間を結ぶ小さなスロープカーが作られています。

ガタゴトガタゴト。ゆっくりスロープを上り下りしています。楽しい経験です。

　入浴後は食事です。最上階のお食事処からは遥か相模湾まで見渡せました。

遠くにチラッとだけ谷間から海が覗けますが…わからないですね（笑）。

　食事は魚介類中心で、年寄りには却って優しい。若い方には肉類不足で足りないかも。

ご飯は一人用の小さな釜（壺と言ったほうが正解かも）で、その場で炊いてくれます。

そしてデザートは6種類のスイーツから選び放題。

私は3種類、そして抹茶。抹茶は瑞風以来かな。

　一晩グッスリ寝た後、朝食も和食です。

これにご飯、赤だし味噌汁、アジの干物の焼き魚。朝からご馳走様でした。暫くはまた遠出もし難いことになるのでしょう。束の間の息抜きでした。