改造用の種車を買ったけど、どうせなら改造する前に記録しておこうというメモ帳代わりの記事。第一弾は弘南7000系。

発売中なのはこの2種類。リバイバルカラーと全面広告の下準備で帯ごと剥がされていた2週間弱の仕様。通常色は何故か発売されておらず、発売されたのはこの2種類だけ。仕様がニッチすぎて売れ残るのも当然。

前面
方向幕が大きいKATOと違い、バランスはかなり良いのが特徴。前面だけであれば個人的には鉄コレの方が似ているのではと思います。
前面ラッピングは少なくとも自分で塗装するよりは綺麗かと。エラーではないですが、上の方のラッピングが中途半端なのは甚だ疑問。
ちなみに、車番は東急時代と同一。これは大鰐線の7000系のみの特徴で、弘南線の7000系は車番が振り直されています。

弘南には9次車以前の車両が譲渡されているので、ライト台座はステンレス製。両数は10次車の2倍弱いますが、4〜9次車で製品化されたのは弘南鉄コレのみ。(養老のTQ03は7700系なので除外) 更に鉄コレは日立車をモデルにしているので、東洋車の4〜9次車は未だに製品化がありません。(水間は東洋車ですが3次車かつ冷改車)

弘南譲渡後(?)に東急仕様の渡り板とSRアンテナが撤去されているので渡り板はなく、SRアンテナも付属しません。

問題点はワイパー形状で、最初に東急7000系が製品化された時にワイパーを改造したデハ7052がプロトタイプになってしまったので当然エラー。7000系譲渡車では、水間以外の全製品でこのエラーは修正されていません。


側面
ドアレールのモールドが無いなどKATOと比べると多少劣りますが、混結しなければ問題ないレベル。KATOと同じく、割と目立つ窓サッシの塗装は省略。

プロトタイプのデハ7052が日立車なので鉄コレから発売される7000系は永久に少数派で日比谷線入線不可。
KATOの屋根板とトレードすれば良いのでは?と考えたものの、屋根板の長さが結構違うので少なくともそのままでは無理でした。

中間車さえ揃えれば種車として使え、かつ入手も容易なのでもう少し売れてもいいと思いつつも、改造に備えてバラバラに分解するのでした。