KATO製のD51旧製品(品番2006-1)を重装備化するとして、搭載する集煙装置と重油併燃タンクのパーツ選定を以前に投稿しました。黒色塗装の前作業として、洗浄してからプライマー(ミッチャクロンマルチを使用)の塗布まで済ませたものの、そこで作業が中断してしまいました。

 
搭載するロストワックス製(金色)の集煙装置は、リニューアル製品のD51長野式集煙装置付(品番2016-6)のプラ製(黒色)の集煙装置と比べると、装置本体の精密度は良いのですが、後方に接続されるシャッター開閉操作用の引張棒(ロッド)が付いていないのが気になりました。
 
ロッドの実物写真をネット上で探すも、撮影角度から形状が明確に判るものが見つからず、先に進まない状況が続いていました。今日も改めて探したところ、求めていた角度で撮影された画像を見つけることが出来ました。
 
Rail Magazine編集部ブログの編集長敬白®で、2010年4月28日に投稿された「集煙装置装備となったD51498。」の記事(→こちら)に、煙突上部のシャッターを開閉した両方の状態のロッドと、機関助士席まで伸びる引張棒の写真が掲載されていました。
 
 
使用パーツは、シャッターが開いた状態ですから、ロッド形状はプラ製パーツと同様にします。プラ製パーツは1/150、当該のロストワックス製パーツは1/140と縮尺寸法が異なるため、リニューアルされたD51の全体写真も参考にして、全体イメージに合致するようにロッドの寸法を決めたいと思います。これで、ようやく重装備化の作業が進みます。
 
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