今回は未塗装のクモヤ145の塗り替えを行いました。

 

クモヤ90103

クモヤ90は余剰となっていたモハ72形をベースに構内入換や回送時の牽引、控車などに使えるよう両運転台化された事業用車で、100番台の102号車以降はモハ72の末期形を種車とし、足回りはモハ72形から、車体はクモヤ145と同等の新造品が使われています。

見た目は新性能電車、足回りは旧性能電車なので、車体色は茶色+黄帯となっています。

103号車は出雲電車区に配置されていて、連結器が双頭式連結器が搭載され、電車や客車の入換などを行っていました。

改造は塗装変更と連結器交換のみです。

 

正面

こちら側は銘版有となります。

連結器はKATOのEF63用の相当連結器を取り付け。連結器は無理やり真鍮線で取り付けています・・・

今後うまく加工して取り付けや見た目をよくしてあげたいですね。

車体の塗装はサフ→GM12番黄色→GM2番茶色となります。

 

側面

側面はGM製インレタで車番を貼っています。

Hゴム類はガラスパーツに刻印されているので色差しはやりやすかったですね。

動力は鉄コレのTM-17(20m級B2)を使用しています。クモヤ145は軸距が短いTM-14を使いますが、クモヤ90は旧型国電なので軸距が長いTM-17を使っています。

台車枠のDT20は動力に付属しないので、GM製のコアレス動力用の動力台車枠・床下機器セットA-09からDT20と床下機器を使用しています。

 

正面

こちら側は銘版なし。

連結器はTOMIX製の相当連結器を取り付け。こちらも真鍮線で無理やりです。

両社の物をつけているので、向きを気にしなければどちらの車両とも連結を可能としています。

 

屋根

屋根はダークグレーで塗装し、パンタはTOMIX製PS16(No.0230)を取り付け。

 

完成

譲っていただいた白塗りのクモヤをずっと寝かせており、今回準備ができたので製作を行いました。

相当連結器をどう取り付けるか悩み、いろいろ考えた結果真鍮線で縛ることになりました。

カプラーの頭が下がるので、今度ねじ固定式にしてみようと思います。