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ええ?どこ行きですか?

7月上旬頃から武蔵野線205系のうち2019年~2020年導入編成の一部でLEDのROM更新が始まっています。205系埼京・横浜編成及び横浜編成の中間運転台から転用して設置した南武編成は、まとめて2016年に森尾純正ROMで更新を完了していますが、武蔵野編成は2018年導入のM29編成(12連組み替え後はM34編成)のみが現地行き先に対応していました。おそらく2016年に購入したROMの予備品を活用したか、故障中のH1編成と交換したのでしょう。


しかし、武蔵野編成の導入にもいよいよ終わりが見えてきたことから、このタイミングで新たに発注したROMも到着している模様です。

武蔵野線編成ではそもそもLED編成が少なく、かといって現状の方向幕の不具合ぶりを見ていると、いい加減幕の再活用は諦めるのではないかと思われ、まずはLEDを元々装備している編成から更新が進んでいくのだろうと思っていると、本来幕車である(メルヘン顔の中でLEDになったのはM35だけですからね)のM62がLEDになってきて、ビビりました。南武12連はそこそこ側面に幕が入りましたが、結局横浜分はほとんど交換されませんでした(それでも一部の武蔵野が現地幕になっているのは謎)ので、予算があればKCIは純正LEDを喉から手が出るほど欲しいはず。しかし冒頭の画像の通り、謎のLEDが設置されており、また安モノに手を出したのかと思われたのですが・・・。

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見やすくするために明るさ等を調節しております

これって、側面用のLEDですよね・・・。そりゃ文字が小さいわけだ・・・。LED彩度の問題よりも文字が小さくて網に被ってしまい見えづらいというのが実際のところのようです。なお、現地化対応後のLED表示は、側面用の縦横比は横長の為、Jakarta Kota行きは1段に収まりますが、前面では二段表示で対応しています(Parung PanjangやRangkas Bitungは側面も二段表示)。ですので、ぱっと見、一段でJakarta Kotaが表示されており、おかしいなと思いズームしてみるとこういうカラクリでした。

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比較用にH6+H8編成

私の腕が悪いので切れ切れで恐縮ですが、比較用に数本前に来たH6+H8を貼っておきます。これも結局、網で文字が隠れるという問題はあるものの、点灯しているのはわかります。もちろん肉眼で見れば、問題なく判読できます。対してM64は昼間は肉眼でも見づらいレベルです。文字が小さい&細字ということに加え、メルヘン車特有の曲面ガラスが反射して、余計見づらくなっているような気がします。

しかし、側面から供出して前面への転用が決定したのなら、今後、他の幕車にも波及する可能性がありますが、こんなに見づらいならつける意味が・・・。やはり、それぞれの用途に合った使い方をしないといけないわけですが、設置されていることに意味があるとするインドネシア人感覚ですね。わけのわからん安物を設置してすぐに壊れることを考えれば、どっちもどっちなんですけどね・・・。

おまけ
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幕時代のM62編成

毎日撮らなきゃならないということですね・・・。なお、他編成の動向については後日お知らせします。

まだまだ渡航できない日々が続きますが・・・
インドネシアが恋しい皆様の為に

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