僕は数年前に武雄市で開催された佐世保線複線化事業の沿線住民説明会に参加しました。
僕は北方町の説明会に参加しました。
僕は説明会には「あまり参加者はいないだろう」と軽い気持ちで考えてましたが説明会の会場は満席に近かったです。
説明会にはJR九州、鉄道運輸機構の担当者、そして武雄市の担当者が参加。
まず、事業の概要から説明が始まり主な工程のスケジュール、工法などの説明があり説明会の中で最も時間を要したのは質疑応答です。
地域住民からは今みたいな雨季の時に多く発生する冠水による運休を不安視し批判ともとれる質問が飛びました。
もちろん安全面などの質問もありましたが質問の大半は役所や運輸機構、JRに対する批判まがいな発言でした。
冠水による運休に関し「(武雄市は)冠水する町だ」と利用客から印象づけられることになるという発言もありました。
印象づけることになるとありましたがはっきり申し上げましょう、「だからどうしろと?」
冠水するから複線化事業を中止に追い込むことでもできるのか?と思いました。
確かに対策を講じることは可能でしょう。しかし一住民の意見はあまり受け入れてもらえないのが現実です。
説明会全体で感じたことは説明会ではなく「説明会と称する文句を言う会」に見えました。
とにかくまともな質疑が少なかったですね。
僕は複線化後のJRのD&S列車の扱いについて質問したかったのですがさすがにあの場では質問できなかったです。
なので説明会終了後、個人的にJR九州担当者に質問させていただきました。
答えは「あまり影響ないと思います」とのこと。