(その24からの続き)
-新得(17:54着)
※この全駅間歩きは2015年に歩いたものです。
新内駅跡を出発し、ポッポの道を新得駅へ向けて下っています。
ポッポの道をさらに下ります。
下っているはずですが、あまり実感はありません。
昔、線路が延びていた雰囲気が出てますよね。
あ、ここにもフンが。
馬だよね、馬にしておきますよ。
道は木々の中を続いていますが、
所々周囲が開けます。
あまりにもまっすぐ道が続くもんだから、
だんだん歩くのが「作業」に思えてきました。
この直線、こんな感じで約5km続きますからね。
山を下りてきた風景になってきました。
国道と一緒に南へ下り続けます。
とにかく12分で1km進むという「作業」が続きました。
これが作業になると、写真撮るのも作業になります。
下り坂とはいえ、非舗装路なので意外とスピードが上がりません。
「歩く」のにスピードというのもおかしな話ですが。
ようやく現在線の線路が近づいてきました。
第二の超超長距離駅間もいよいよ大詰めです。
ポッポの道の終点にSLが展示されていました。
国道には合流せずに、
線路と併走する町道に入りました。
新得市街地に入りました。
曇り空で夕暮れが見えませんが、
周囲がだんだん暗くなってきました。
周囲が街っぽくなってきました。
新得駅まであと少しです。
新得駅に着きました。
無事、真っ暗になる前に着きました。
新得町には北海道の「重心」があるそうで、
ヤジロベエのモニュメントが設置されていました。
駅舎はサホロリゾートをイメージさせる感じ。
久しぶりの自動ドアにちょっと感動。
ホームは2面3線。
山側には留置線も設けられています。
新得駅は十勝側最初の駅です。
いよいよ「道東」に足を踏み入れました。
新得駅は石勝線の終点で、根室本線との接続駅です。
駅名標には半日以上かけて歩いてきた落合、トマム両方が記されています。
そして、次の駅は最終目的地の十勝清水。
いよいよ来るべき所まで来ましたね。
ちょうど帯広行きの「スーパーとかち」が到着しました。
石勝線を歩くというペーパープランがついに実現しました。
そう思うと急に疲れが出てきて、なかなかベンチから立ち上がれませんでした。
もう一度歩け、といわれたら…どうするかなぁ。
なんとか腰を上げて、
駅から5分ほどの宿に着きました。
コインランドリーで洗濯しようと思ったのですが、
この日は満室であいにく全部使用中。
深夜時間帯は使用できないので、結局洗濯できませんでした。
夕食の後、近くの新得温泉浴場へ行きました。
公衆浴場ですが、毎日トムラウシ温泉から温泉水を運んできているそうです。
温泉浴場を出ると、額にポツッと雨が当たりました。
よくここまで天気がもってくれたよ。
(その26へ続く)
5日目・9月9日(水)
歩行区間:上トマム-新得 天気:曇り 日出時刻/5:00 日没時刻/17:52
鉄道距離:約35km 歩行距離:41.5km 総歩数:66,495歩 所要時間:10時間24分
上トマム(7:30発)-13.1km-落合(10:02着・10:30発)-9.8km-狩勝峠(12:23着・13:25発)-
-7.5km-新内駅跡(14:50着・15:30発)-11.1km-新得(17:54着)
新得駅周辺のGPSログ(1/56,000)です。
ポッポの道は国道38号と併走しながら一直線に南下しています。
新得駅から新内駅まで歩くor自転車を使う場合は、ポッポの道を使うとよいでしょう。
5日目全行程のGPSログ(1/200,000)です。
トマムから新得の直線距離は意外と近いのですが、
直線的に結ぶ道が無いため、かなりの大回りを余儀なくされます。
長い直線が続く峠道は北海道らしいと言えそうです。
5日目全行程の標高データです。
落合駅へ向かっていったん下り、その後狩勝峠に向かって登っています。
狩勝峠の落合側は、新得側に比べるとやっぱりなだらかですね。