「111系」の作り直しを進めています。
塗装が完了し、各パーツを取り付けました。
まず最初に窓のHゴムをタミヤラッカー“ライトグレー”を烏口で入れ、ドア開閉部のゴムの所はゴム部分以外をマスキングしてHゴムと同じ塗料を筆塗りしました。
ラッカーを使ったのには特に意味がなく、たまたま探していた色がラッカーだっただけです。
その後、全車両に窓ガラス・室内灯を入れました。
前照灯・尾灯にはレンズのためのプラ棒を差し込み、Vol.3で紹介したライトユニットを搭載しました。
室内灯の配線は妻板の貫通扉両サイドに配線材を接着しています。
座席も両面テープで取り付けました。(下の画の白い帯状のものが座席です)
次は運転席前面のジャンパー栓です。
「111系」と言えばデカ目のヘッドライトとジャンパー栓が垂れ下がっているのが特徴として記憶に残っています。(私だけかも知れませんが?)
エンドウ製のジャンパー栓受けの突起にビニール電線の銅線を抜いてパイプ状にしたものを差し込み、スカートの裏に細い真鍮線をはんだ付けしたものにパイプを差し込んでジャンパー栓を表現しました。
ちょっと太くなりましたが、存在感が強調できて良しとしましょう!
屋根上機器や座席及び前面方向幕・列車番号等を取り付け完成です。
ちょっと見えませんが、運転席のメーターらしきものも設けています。
方向幕・列車番号はPCで作図し、ファイン紙に印刷して取り付けています。
(列車番号の数字・記号は適当です・・・)
クハ111です。
前照灯は普通の白色LEDを入れたので昭和のイメージでは無いですね。
モハ110です。
パンタグラフはTOMIXの“PS16”を使う予定でしたが今は手に入りません。
メーカーのHPを見ても再生産の予定が載っていない?ようなので、仕方なく修復中の50年前のカツミ「EF65」に使っていた“PS16”を付けています。(急遽取り付けたので洗浄していません)
このため「EF65」の修復が延びそうです。
メーカーの再生産を願っています。
モハ111です。
モーター車なので室内灯を点灯させると走ってしまうので通電していません。
ちょっと見難いですが、全車両の側面サボに行先表示板を付けました。
これもPCで作画してファイン紙に印刷し、紙の切口に車体と同色のマーカーで着色して取り付けました。
ビフォーアフターは以下です。
まあ、それなりになったのかなと思っています。
(作り直しているので当然と言えば当然ですが・・・)
このようにして当時の記憶を引き出しながら一応は完成したのですが、実車の「111系」のことをネットで色々と調査していると、「111系」はデビュー当初から様々な改造(冷房化やシールドビーム化等その他色々)が加えられ、その間にも出力を増強した「113系」がデビューする等の大変忙しい遍歴の持ち主のようです。
この作製した「111系」も、クーラーやMGベンチレーターを付けたが為に「113系」になってしまったのかも知れませんね。
まあ、どっちも懐かしいので「昭和の国鉄の快速電車」を復活させたと思って大切に保有したいと思っています。
我が家のレイアウトでの走行動画は以下にて公開しています。以下、「日本ブログ村」に参加しています。
コメント
コメント一覧 (3)
ジャンパ連結器は先頭車が向かい合わせで連結できるように、一方が向かって右なら、もう一方は向かって左に設置され、ジャンパケーブルも一方(東海道線なら上り方)にだけ装備されるのが基本です。
模型の出来が素晴らしいだけに、野暮とは思いますが念のため。
kt_1955
がしました
前面方向幕の「播州赤穂」の文字や側面サボの「赤穂↔米原」表示もイイですね👍
車体色とマッチして懐かしい記憶が蘇りました❗
kt_1955
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ジャンパー栓について少し調べたのですが、栓の形式は「KE76」ですね、よく似ているなあと思いました。そしてホースの垂れ具合ですが、垂れ目の私としては、もう少し垂らしてほしかったなあ。
kt_1955
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