雨は風情のあるものなのに・・、度を逸すると全てを滅する。小雨霧雨、旧式が纏う雨。 | 湘南陽光電しゃ館 鉄道館

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令和二年7月豪雨、遂に名称が付与されるほどの「爆雨」に未だ西日本はさらされています。

ここ、10年になって西日本、特に九州は温帯圏から亜熱帯圏へと入りつつあると聞いたことがあります。マラリア蚊の警戒生息圏にも入ってきているとも聞きました。

熱帯/亜熱帯圏ではほぼ毎日「スコール」という夕立の激しい版の降雨が降ります。ですが、継続的/持続的にこうも長期、激しい降雨は続くことはありません。

昨今の状況を見ると熱帯モンスーン気候帯の「長い雨季」のような気候に本当に日本も取り込まれつつあるようにも思えます。

日本は元来、温帯モンスーン気候帯の外れに属し、季節によって比較的穏やかに天候の推移を繰り返して、劇的な天候の変化は少ないと言われてきましたが・・・。

「撮り鉄」の世界でも、もう小生の現役時代のような「しっとりとした梅雨雨鉄」のような写真は撮影できなくなってしまうのでしょうかね。

ぎりぎりと照り付ける太陽と真っ青な青空背景のコントラストの強い景色を背景にした鉄道車両や豪雨の中を力強く走り抜けていく列車、と言うのもある意味魅力的な被写体かもしれませんが、背景はあくまでも「温帯の日本の街並み」と「山河/海」ですから、釣り合いが撮れるかどうか・・。

ま、小生の腕ではそれらがうまく表現できるかも、ちょっと微妙ですがね。

 

1980年代撮影 身延線鰍沢 165系急行「富士川」

〃 甲斐大島? クモハユニ44他、旧国4連上り各停

〃 源道寺 EF15136単回

〃 クハ68109他、旧国4連上り各停

折角出かけたからにはSSがギリギリ撮れるのであれば、撮らずにはおれない雨天での鉄。

以前であればソフトで明るいタッチで仕上げてしまいがちでしたが、今では空気感を大切にしたタッチへとサルベージするようになりました。歳ですかね~・・・。