さて、さっそく世界遺産姫路城内へ・・・ と思っているとなにやら女性が1人でブツブツ言っています。明らかに不審、刺激しないよう凝視しないように注意して見ていると、自撮りでカメラに向かってしゃべり始めました。そうか、そういうことか。はじめにブツブツ言っていたのはリハーサルだったのでしょう。おそらくYouTuberか何かで、動画投稿の撮影をしていたと思われます。私以外の観光客も、好奇な目でチラ見したりヒソヒソ話したりしています。失礼ながら無名YouTuberの寒くなるような撮影現場、初めてこんな場面に遭遇しましたが、今後もこうしたことは増えていくのでしょうか。

 

 

この橋の上で撮影していました。小心者の私は、絶対にその視線に耐えられませんが。

 

 

 

5年前の九州旅行の帰途に立ち寄って以来の来訪ですが、相も変わらずその美しい姿を見せてくれます。

 

散策しながらいろいろなアングルで撮影し、姫路城を後にします。

 

これから先、再び山陽電鉄の駅巡りをする予定ですが、その前に寄り道。ここから東へ少し行くとJR播但線京口駅があります。播但線自体には全線乗車済みではあるものの、京口駅には未訪問。というわけで歩いて京口駅へ向かうことにしました。

 

距離にしておよそ1㎞、市街地の中を歩き無事京口駅に到着。

 

途中こんなものを発見しました。

 

 

市内数ヶ所に設置されている無人レンタサイクルです。気になったので帰宅後調べて見ると最初の60分は無料、その後も30分毎に\100とかなりリーズナブルな価格設定でした。初期登録は若干面倒なものの、これを利用すれば市内各所へ手軽に行くことが可能で、行動の幅が格段に広がります。姫路城以外にも見どころがある市内を、これで観光するのもアリだったかもしれません。もう少し事前に下調べをするのも大切と、今後の教訓にしようと思います。

 

 

 

京口駅は無人駅ですが、簡易IC改札機が置かれており、ICOCAをタッチして入場。

 

 

ローカル線である播但線もこのあたりは高架化されており、眺めは抜群。ホームから遠く天守閣も臨めます。

 

14時32分発の列車に乗り姫路駅へ。この区間の播但線は日中毎時1本の運行間隔なのですが、駅到着後わずか3分で入線。あと数分遅れていれば約1時間のタイムロスになるところで、これは本当にラッキーでした。というかミラクルです。やはり日頃の行いのせいでしょうかw

 

車内は空いていて余裕で着席。およそ4分で姫路駅に到着です。

 

 

乗ってきた車両はこちら。

 

 

形式には疎い私でも国鉄時代の古いヤツ、ということだけはわかります。JR西日本の施策からワインレッド一色に塗装されていますが、汚れや傷などは目立たなくなっていて写真映えもすることもあり、味気なさこそあるものの、これはこれで悪くないのかもしれません。

 

不正乗車防止のため播但線姫新線用に設置された中間改札を抜け、さらに改札外へ。独特のデザインの駅舎が出迎えてくれました。

 

 

再び山陽姫路駅へ戻り、駅巡りを再開します。

 

 

山陽姫路発14時48分の新開地行き普通列車に乗り、飾磨駅には14時54分の到着。

 

 

ここから分岐する網干線全7駅の制覇を目指そうと思います。