新居浜から 大阪市内ゆき | 菅沼天虎の紙屑談義

菅沼天虎の紙屑談義

交通機関を利用する為の切符・・・一般の方々にとっては使い終わってしまえばタダの紙屑で、最後は係員に渡して終わりになるモノです。
そんな紙屑に夢中になってしまった大馬鹿モノの戯言にお付き合い下されば幸いです。

昭和61年6月に予讃本線新居浜駅の2番窓口で発行されました、「新居浜から 大阪市内ゆき」の常備片道乗車券です。

 

 

民間外注印刷の券となります。

 

 

 

 

 

こちらは約9ヶ月後の昭和62年3月に新居浜駅の1番窓口で発行されました、同じ区間の常備片道乗車券です。

 

 

運賃の数字のフォントが若干大きめのフォントに変わっています。

 

四国地区の民間外注印刷の硬券は昭和59年頃から登場したものと考えられますが、t当初は高松印刷の活字製版券から写植の印版を起こしたものと見受けられ、外注化当初の券は活字製版の券と見分け難かったのですが、運賃改訂が続くに従って対応出来なくなったためか、この券のように国鉄末期の券では運賃の数字のフォントが若干大きめのフォントに変わった券が見られます。