■概要
南海電鉄加太線は紀ノ川(きのかわ)駅~加太(かだ)駅の9.6kmを結ぶローカル路線。
加太線は乗客の落ち込みに課題があり、2014年に「加太さかな線」という愛称名をつけ、沿線とともに観光PRをしています。
そこで2016年から運行しているのが「めでたいでんしゃ」です。
お出かけには、発駅から和歌山市駅への往復と加太線1日フリー乗車券がセットになった「加太観光きっぷ」がおすすめ。
なんば~加太間の普通往復運賃が1,940円のところ、「加太観光きっぷ」は加太線乗り降り自由がついて2,000円で、沿線の34の協賛店で割引などの特典を受けることもできます。
加太さかな線には、ロゴデザインがあるのですね。
かつて南海電鉄は、赤字に悩む貴志川線を和歌山電鐵に譲渡しましたが、和歌山電鐵は両備グループ支援の下に、「たま電車」などを運行して乗客増に成功しましたので、今回の加太線は自前でやってみようということなのでしょう🤔
■外観
初めて目にしためでたいでんしゃ。
めでたいでんしゃとは、沿線の特産の鯛にちなんで、「乗るだけでおめでたい気分になる電車」と「愛でたくなるような電車」をテーマにしています。
ピンク色でカワイイですね🥰
■めでたいでんしゃ「かい」
めでたいでんしゃは現在3種類泳いで走っています。
2018年には名前が付けられ、ピンク色が「さち」、水色が「かい」と命名。
同年11月には、「さち」と「かい」が結婚しまして夫婦になっています。
きちんと南海電鉄から公式にニュースリリースされています。
さらに「さち」「かい」は2編成連結して、2019年になんば駅に新婚旅行に行っています(実話)。
さらに2019年には「さち」「かい」に子供が生まれます。
赤色の「なな」と名付けられています。
どの編成が運行されるのかは、公式HPで発表されており、訪問した日には3編成すべてに乗れる予定だったのです。
しかし、当日訪問してみると運転しているはずの「かい」が車庫にいます!?
嫌な予感が、、💦
駅の方に確認したところ、あろうことか前日に人身事故があって、急きょ運用変更になってしまったとのこと。
残念ですが「かい」に乗るのはあきらめ、後編では赤色の「なな」をご紹介します。