(銀ドアと白線がポイント)
今日は7月6日です.そこで,筆者が所有しているED76のうちの一両を紹介します.
(地域柄,複数両所有していますが,それらは追々紹介します.)
九州の鉄道シーンには欠かせない機関車でありながら,発売は2013年と遅めになりました.
よくできていますが,中国製です.昨今の機関車リニューアルでは,是非国産でフルリニューアルして頂きたい形式です.
車扱の専用貨物列車も牽引していました.現在ではその流れを汲む列車も運行終了しています.
もちろん,普通のコンテナ列車も牽引しています.
(未出かつ,通常同じ列車に搭載されないコンテナを載せているのはご容赦ください.)
このようなED76,九州各地で最後の活躍を見せます.
KATOの新製品に望むこと
もちろん,このモチーフはKATOにも作ってもらいたいのですが,そうでなくても,2020年8月には、中止になった「鉄道模型コンテスト2020in九州」に参加予定であった生徒・地域のファンのためにも,是非九州の車両の受注開始を発表して欲しいと思います.
とはいえ,完全新規金型を使用するモチーフは,現状のKATOの生産体制からも作りにくいですし,何よりも,2021年に再度予定されている現地でのイベントでの発表で,(筆者が立ち会うかどうかは別として)現地で喜びを分かち会いたいものです.九州の車両でKATOの完全新規金型に値する車両は意外と少ないと思います.
なお,「D51初期型・東北仕様」が再生産されるので,蒸気機関車が出てくる可能性は低いと見立てています.
塗り替えで出せ,かつ,九州の生徒にもなじみ深いものといえば,以下の車両でしょうか.
(「36ぷらす3」はまだ模型製品化のための取材ができないと思います.)
- 415系100番台(九州色)
2020年ダイヤ改正で鹿児島本線の運用が減ったことは記憶に新しいです.模型としては,窓の固定やベンチレーターの撤去を行う必要もないと思います.大分車ですとなお良いと思います.
- 813系300番台
「813系200番台」の表記替えです.既存の813系200番台をお持ちの方には増結の候補になります.
- JR貨物のEF81・ED76
JR九州仕様の各製品の表記替えです.
- 熊本市交通局0800型
「富山ライトレールTLR600型」の塗り替えでいけると思います.
他にも,コラム掲載の413系から発展させる713・717系(完全新規金型ではあります),長らく大手メーカーから製品が出ていない,赤プレートのDD51やDE10を使った列車も考えられます.KATOには「カーパック」コンテナ,さらにはリニューアルしたヨ8000があるので,それを生かして欲しいです.あと「グランドひかり」や各種山陽新幹線,これらも福岡県那珂川市・春日市を拠点として運行する,れっきとした九州の車両です.
九州では大雨の被害が大きくなっています.被害に遭われました方にはお見舞い申し上げます.
※当記事に限らず,未発表の製品に関する記述は,あくまで筆者の願望であり,噂・予想の類ではありません.