線路を歩きやすいように
狭い通路に線路を敷いているので、そこを通るとき歩きにくいと苦情が出ます。路面電車のように線路を完全に埋めるのが理想でしょうが、それは技術的にも労力も大変な作業になります。そこで少しでも歩きやすくするために、線路の間だけを板で埋めました。
線路の間隔は5インチ、127mmです。市販のコンパネの厚みが12mmで枕木の上に置いた時にちょうど線路の頭くらいの高さになります。また線路と枕木が溶接してあるので線路間の端の方は少し出っ張っています。そこで、厚さ12mmのコンパネを幅110mmに切って、それを線路中央に置き、両端に10mmの角材を入れました。するといい具合に収まります。
幅は110mmと角材の10mm2つで130mmになりますが、ちょうどレールの断面がヘこんでいるので、ぴったり嵌ります。端の部分は、車輪のフランジが通るのですが、その高さ以下におさまっています。車両はスムースに通ります。
(後で考えると、少しこれより薄い板(9mm厚ベニヤ板)を130mmくらいに切ってはめるのも、簡単でよかったかも知れません)
このように西側の通路部分数メートルを板で埋めました。バラストを撒かず、元々あるような小粒の砂利を撒こうと思っています。そうすれば、かなり歩きやすくなると思います。
線路の工事をしていると、よくトカゲをみます。線路側には真っ青の紫陽花も咲いています。土の pHで色が決まると聞いたような気がしますが(ネットで見ると青いということは土が酸性だというこのようです)。