京浜急行 1000形は、都営浅草線との相互直通運転に備えて誕生した形式で、1959年か ら 1978年の 19年間にかけて製造された、京浜急行を代表する通勤型電車です。
1965年には、試作的に作られた旧 800形(デハ 800形・850形)4両も編入し、最盛期には 356両が在籍するに至りました。
優等列車から普通列車までの運用をこなす汎用車として開発されましたが、長期にわたって製造されているため、冷房化改造や地下鉄線内の安全基準強化によって、最終増備グループにあわせる形でリニューアルが実施されています。
全電動車の2両1ユニットで構成され、M1 系車に主制御機器、M2 系車に補器類を搭載、編成構成の自由度が高いことを活用し、1970年代から 2000年代に至るまで、頻繁に編成替えを行って、需要の変化に対応してきました。
都営浅草線への直通運転は、1968年の開始以降長期間行われ、京成線・北総線などにも乗り入れていましたが、 2008年 11月以降は終了し、晩年は京急の各路線内での運用に限定されていました。
老朽化に伴う廃車は 1988年から始まり、2010年6月末までに全車引退となりました。
鉄道コレクションでは、事業者限定も含めてオープンパッケージで何回も製品化されていますが、増結用として発売された分散冷房車(2次量産車)た2両セットを購入しました。
↑ デハ1071
↑ デハ1072
↑ デハ1071 前面の様子
↑ デハ1071 側面の様子 その1
↑ デハ1071 側面の様子 その2
↑ デハ1071 側面の様子 その3
↑ デハ1072 側面の様子 その1
↑ デハ1072 側面の様子 その2
↑ デハ1072 側面の様子 その3
↑ パンタグラフの様子
↑ 台車の様子
↑ デハ1072 運転台付近の様子。