【鉄道乗車記】仙台近郊区間・大回り乗車 2020.6
こんにちは。先月は仕事が忙しかったアイスです。
コロナ感染拡大に伴う自粛期間が明け、そろそろ鉄道旅行を解禁することにしました。
勿論まだまだ予断を許さない状況が続きますので、旅行中も感染対策を徹底しています。
さて、今回の復帰戦は人生初の大回り乗車にチャレンジ。
18きっぷのシーズンに乗り鉄することが多かったので、今まで機会がありませんでした。
360kmを8時間かけて一周し、仙台近郊区間の未乗車路線を乗りつぶしてきました。
JRの「大都市近郊区間」においては一定の条件を満たすと、実際の乗車区間に関わらず最安となる経路での運賃が適用されます。
大回り乗車のルールは主に以下の3つとなります。
①普通乗車券を利用する場合のみ
②途中下車不可
③同じ駅を二度通ってはいけない(一筆書き経路)
例)
✗仙台→小牛田→新庄→山形→仙台(羽前千歳〜山形間を二度通るため)
✗仙台→小牛田→新庄→羽前千歳→仙台(同駅での乗り降り不可)
◯仙台→小牛田→新庄→山形→福島→長町・・・今回のルート
この特例のおかげで、ビールより安い金額で1日中鉄道旅行を楽しめるというわけです。
仙台から小牛田はE721系。(いつものやつなので撮り忘れました・・)
旅の滑り出しがクロスシートで少し安心。
愛称は「奥の細道湯けむりライン」。キハ110系のラッピングも愛称通りです。
小牛田〜新庄の直通列車はほとんどなく、鳴子温泉駅で乗り換えとなります。
多くの湯治客が当駅で下車し、残った乗客の大半は鉄道ファンと思われる人々でした。
コロナの影響もありますが、紅葉の季節と比べるとソーシャルディスタンスを保つことができますね!!
夏の鳴子峡の青々しさも、秋とはまた違った良さがあります。
中山平温泉駅以西は今回が初乗車となります。
山形県に入ると風光明媚な田園風景が目立ちます。
そうしているうちに新庄駅に到着しました。
陸羽西線・奥羽本線への乗り換えに加えて山形新幹線の終点でもあるターミナル駅。
E3系「つばさ」が兄弟みたいに仲良く待機中。私以外の撮影者も沢山いました。
大回り乗車では新幹線は当然乗車不可なので、奥羽本線(山形線)の各駅停車で。
ここにきてロングシート・701系。新庄〜山形まではそこそこの混み具合でした。
山形駅に到着した頃から空腹がひどくなってきましたが今回は途中下車不可。
山形〜米沢は719系。(映り込みが激しい・・・笑)
先日撮り損ねた、上山市名物??スカイタワー41の存在感は相変わらずでした。
周囲の建物との高低差を考えると、日本一見晴らしが良いマンションかも?
そんなこんなで米沢駅に到着。
牛の像を見るといっそうお腹が空いてきましたが、もう少しの辛抱です。
米沢〜福島間は急勾配の豪雪地帯で、冬場はよく運休になるようで。
この区間の沿線はほとんど人の気配がないですね。
特徴として、スノーシェルターに覆われている駅が多数あります。
「峠の力餅」で有名な峠駅もその一つです。
福島駅に着いたときにはもうフラフラ。。。
なんとか仙台まで帰ってこれましたが、インドア派にはかなりハードな旅でした。
乗りっぱなしも勿論楽しいですが、次の旅は途中で観光を挟みたいと思います(笑)