私のNゲージ車両では、国鉄形が占める割合が高い傾向にあります。それでいて、その姿が国鉄時代一辺倒かというと、JR化後の姿をした車両も多数在籍しています。
国鉄形のカニ24に、JRマークのインレタを貼り付けた(転写した)姿です。このJRマークのインレタは、過去に製品化され販売されていましたが、既に廃版になっており入手困難です。
KATO製のJRマークのインレタは、ご覧の4品番(11-380~11-383)が販売されていました。
各品番ごとに1~4の品名が付けられ、それぞれに封入されているインレタの内訳です。
品名1~3は一般的なJRマークのみ(左側)、品名4はJRマークの下にJR貨物を示すFREIGHTの文字を添えたもの(右側)と、構成が異なっています。
一般的なJRマークのシートには、実車のJRマークの文字サイズに合わせて200サイズ~850サイズの6種類と、車番表現に使用できるばら数字が入っています。文字色には、各社共通で使用される白色・灰色・黒色と、旅客会社会社ごとの特定カラーの物があります。
JR貨物仕様のインレタは、300サイズの他に、一般用にはない150サイズの2種類のみで、更にJR貨物の単独文字とばら数字が入っています。文字色は白色に加え、光沢のある銀色(写真)の2種類です。
国鉄形車両で、JR化後の姿を再現するには必須のインレタですが、販売中止となったのは残念です。
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