所有事業者:ジェイアール四国バス
仕様・用途:都市間高速路線仕様
登録番号:香川230 あ 7907
社番:647-7907号車
配置:高松支店
初年度登録:2017年
シャシー製造:日野自動車
搭載機関:日野A09C-UV〈AT-Ⅷ〉型
車体架装:ジェイ・バス小松
車両型式:2TG-RU1ASDA
車名:日野セレガ・ハイデッカ
撮影日:2019年2月11日 (月曜日)
撮影場所:大阪駅JR高速バスターミナル
JR四国バスのセレガは、No.484に次いで2例目になりますが、その時は2015年式でした。
高速路線仕様車に関してはふそうが主力だったJR四国バスも、2014年を皮切りに日野が急台頭しまして、ふそうの “牙城” を崩すほどの勢力ではないにしろ、その勢力は年々増大の一途。ただ、JRバス関東と違うのは、日野と並行してふそうも数台、コンスタントに導入していますので、取り敢えずはまだ、 “政権交代” の域では無いのがJR四国バスになります。そうは言っても、セレガにもマッチするのがJR四国バスのボディカラー。これを 「秀逸」 と言わずに何と言うのでしょうか?
JR四国バスのセレガって、来京しないですよね。
少なくとも、私は東京では見たことがありません。何枚か撮っていますけど、そういえばいずれも大阪とか京都とかです。あっ、名古屋でも撮っているか。でも、やっぱり東京では見たことや撮ったことは無いですね。
行く先表示は 「回送」 になっていますが、おそらく 「高松エクスプレス大阪」 号ではないかと思われます。撮影車は4列シート仕様ですしね。
そうそう、JR四国バスといえば、JR四国バスでもスカニア/バンホール・アストロメガを導入しますね。
今や2台だけになってしまったJR四国バスの二階建てバスですが、新コロの影響で運休が続いていた高知-京阪神間の便に二階建てを投入すると、高知のニュースで明らかになりました。
JRバス関東、西日本JRバスでは3列シート仕様車も投入が決まったアストロメガ、JR東海バスでも導入が決まっており、今回のJR四国バスの採用ニュース。国産二階建てバスの復活が叫ばれないので、輸入車に頼らざるを得ないのが現在の状況です。でも、本音はJRだけでなく、何処の事業者でも 「国産二階建てバスがあれば・・・」 なんですよ。それだけ、偏りがあるにせよ、国産二階建てバスの “復興” を望んでいる事業者は少なくないはずです。
【参考文献・引用】
年鑑バスラマ2017→2018
BUSRAMA SPECIAL No.13 「30周年を迎えたJRバス」
(いずれもぽると出版社 刊)