人気の観光列車「雪月花」に乗ってきました。
新潟県の第三セクター「えちごトキめき鉄道」の観光列車が、「雪月花」です。
私は車内販売のマニアであり、観光列車のマニアですが、3年前に1回だけしか乗ったことがありません。
大人気で満席が続いてきたため、仕事の関係で、何か月も前に休みが決まって予約するのは困難で、なかなか乗る機会がありませんでした。
4月上旬には「雪月花」を予約していましたが、緊急事態宣言で運休となってしまいました。
そこで、今度こそと思い、乗る事ができました。
【1】車体は映える赤
「雪月花」は、ピカピカに輝く2両編成の赤い気動車です。銀朱色というそうです。
丸い車体なので、正面から見た姿と、横から見た姿は、印象が違います。
観光列車は、10年以上走ってきた車両を改造することが多いのですが、「雪月花」は新しく造られた車両です。
【2】運転席には
前後の運転席には、メッセージが!
一方には、「疫病退散」の文字が。
もう一方には、「制限解除」の文字が↓。
「制限解除」の隣は、速度制限解除標識ではないですか。
関係者とマニアだけ分かります(^^♪
【3】斬新な車内
キハ40の改造では、窓などに制約がありますが、「雪月花」は新しく製造したため、思いっきり窓を大きくしています。
1号車は、座席が窓に向いています。直江津~糸魚川では、海の近くを通りますが、海側を向いています。
※写りの良い写真が取れなかったため、上↑と下↓の写真だけ2017年3月撮影。
こちら↓は、2号車です。比較的おとなしい座席とテーブルです。
運転開始直後は、こちら2号車は食事あり、1号車は主に食事無しということもあり、食事をするという機能を優先した造りのような気がします。
1号車のハイデッキです。
乗客なら誰でも座れるスペースです。
このハイデッキからは、先頭がよく見えます。
本来は、運転席との間は、ガラスの扉で閉鎖されますが、空気の入れ替えをするため開けてあります。
なお、2号車のハイデッキは、別料金で予約したグループの席となります。
トイレの横には、何やら丸い穴から、光が放たれています。
中をのぞくと、何?
車内販売の商品が展示されています。
雪月花の絵葉書、新潟の洋食器などなど。
別の穴をのぞくと、グッドデザイン賞の証明書が。
確かに、斬新なデザインです。北陸新幹線開業と共に、主に新潟県など地元自治体が出資した鉄道なのに、ここまで斬新な列車を作れたのは、驚きです。
【4】三段の重箱
雪月花は土曜休日運転。
午前中の料理はフレンチで、「Eyuzu」の飯塚隆太氏監修、ホテルセンチュリーイカヤの石塚強氏調理です。
(午後は「鶴来屋」の和食)
料理が運ばれてきました。
3段の重箱です。重箱だと、1枚の写真に一通りの料理が収めやすいメリットがあります。
天井まで窓が拡がっているため、ずっと日光が差し込む区間を走るのです。
どうしても一部日差しが入ってしまいます。まあ小さいことですが。
1段目の料理。
真鯛のエスカベッシュ、
くびき牛のコールビーフ コンソメジュレ
バイ貝と蛸のコンフィ バジル風味
海老のフランとアスパラガスのムース
う~む、名前を聞いても、どんな料理か、よく分かりません。
美味しいのは分かりますが。
カラフル野菜巻き
茄子とオイルサーディンのルエル
新潟地鶏のごぼう巻き
かんずり風味のクロケット
この二段目って、フレンチなの?和食に近いような気が。
三段目
ポークリエット きのこのディップサンド
手毬おにぎり
品数が多いので、いろいろ楽しめます。
私は「茄子」と「アスパラガス」が大嫌いなのですが、難なく食べられました(^^)/
【5】飲み物&スープ
《スパークリングワイン》
最初に出されたのは、スパークリングワイン。
かなり高級で希少価値があるのだそうです。
《生ビール》
700円で別途支払って、一番搾りプレミアム生ビール。
昼間っからビール、いいねえ。
他にも、アルコールは注文できます。
いろいろあるなあ。
新潟だから、沿線の地酒が美味いんだろうな。
《スープ》
料理のひとつとして、新たまねぎのスープが出されました。
美味いです。
【6】デザートとコーヒー
最後に出されたのが、こちら。
《左》煮苺とココナッツのブラマンジェ
《中》コーヒー香るクレームとキャラメルソース
《右》キャレショコラ・・・お土産として販売しているそうです。
なるほど、と思ったのは、デザートが載っている板です。
へこんでいて、揺れても転げ落ちないようになっているのです。
コーヒーは、すごく美味しいです。
参考までにメニューはこちら。
駅での歓迎など、続きは近いうちに。
《参考》3年前の「雪月花」の記事。
★「車両」は、こちら↓
https://ameblo.jp/syanaihanbai/entry-12255737144.html
★鶴来屋の「和食」はこちら↓
https://ameblo.jp/syanaihanbai/entry-12256455955.html