6月はなんと2回しか更新していないという緊急事態宣言(笑)状態ですが、皆様いかがお過ごしでしょうか?
仕事が忙しくなり始めて手が回らない中、さる6月27日、A47Kをもって伊豆なつこと8614Fが運用離脱しました。

すでに周回遅れで周知の事実ではありますが、8606Fに続き特徴的な編成が離脱してますます8500系の勢力衰退に拍車がかかっている現実を突きつけられた思いです。

8614Fの活躍を労い、過去の雄姿を振り返っていきましょう。


thankyou8614


2011年3月某日 つきみ野にて 東急8614F
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2011年3月某日 田奈にて 東急8614F
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震災直後の節電ダイヤ時の写真。
夏はもちろんのこと、春は早春の伊豆号として河津桜をイメージしたPR列車となっていました。


2011年5月某日 宮崎台~宮前平にて 東急8614F
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幾度となく登場している2011年GWのこの構図の写真。
伊豆なつも元気に快走しておりました。


2011年8月某日 たまプラーザにて 東急8614F
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夏は伊豆なつの本領発揮の季節です。


2012年2月某日 溝の口にて 東急8614F
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木漏れ日が漏れるようなライティングに魅了されます。


2012年3月某日 藤が丘にて 東急8614F
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コートで着膨れした通勤客を乗せて早春の伊豆号がラッシュをさばきます。
ホームドアが無いので待ち行列の様子がよくわかりますね。


2012年4月某日 たまプラーザにて 東急8614F
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2012年4月某日 たまプラーザにて 東急8614F
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2012年11月某日 宮前平にて 東急8614F
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2013年2月某日 たまプラーザにて 東急8614FIMG_0697
小雪ちらつく田園都市を駆ける8614F。


2013年8月某日 長津田~つくし野にて 東急8614F
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2014年6月某日 二子新地にて 東急8614F
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2014年6月某日 青葉台にて 東急8614F
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夕ラッシュ送り込みの急行清澄白河行は定番でした。
ガラ空きの急行列車車内に響く8500系の轟音に心地よさを感じる列車でしたね。


2018年3月某日 藤が丘にて 東急8614F/8636F
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8500系同士の追い抜きもすでにかなり見るのが難しくなっているのではないでしょうか?
この頃は1時間も待てば何度か見ることが出来ましたが……


2018年9月某日 藤が丘にて 東急8614F
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メトロ8000系との夜の離合。
ヘッドライトのフレアが美しいですね。
どちらも完全撤退の足音が近づいてきており、いい記録となりそうです。


2018年10月某日 二子新地にて 東急8614F
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S字に身をくねらせてる様子、白色LED灯に照らされたボディが美しい……
切妻なのに非常に豊かで特徴的な表情を見せてくれるのが魅力でした。


2019年9月某日 市が尾~藤が丘にて 東急8614F

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田園都市らしい風景を流し撮りで。
伊豆なつなら快晴の下で撮りたかったですね。


2019年11月某日 二子玉川~二子新地にて 東急8614F
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バックに武蔵小杉のビル群を捉えています。
水色が美しい伊豆なつ8614Fにとって最も身近な水辺空間はこの多摩川周辺でしたね。


2020年2月某日 田奈にて 東急8614F
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2020年3月某日 鷺沼~たまプラーザにて 東急8614F
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2020年3月某日 すずかけ台にて 東急8614F
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すずかけ台の桜に見送られる8614F。
晩年は伊豆なつPRとしての役割を終え、ボディの水色2色のラインにその面影を残すのみでしたが、ステンレス地そのままのボディばかりな8500系の中にあって一際目を引く存在でした。



さて、これで残り14編成140両となってしまった8500系。
最盛期の400両から考えれば35%程度にまで勢力を減少させています。
広義の8000系列全677両から考えれば20%ですから盛者必衰といった様相です。

しかし、裏を返せばこの令和の世までまだ20%が残っているのは奇跡的です。

今のところ今年度の設備投資計画がコロナの影響かまだ発表されていませんが、置換ペースが緩まる気配は無さそうで、日々の乗車機会・撮影機会を大事にしないといけませんね。

それではっ!
Thank you! 8614F!