六月の終わり頃、五ヵ月ぶりの京都へ。
営業再開した京都鉄道博物館は事前予約・定員制の為、転車台撮影時にも人が映りこみませんでした。
普段ならここも大抵誰か一人は居てますが、誰も居ませんでした。
常設展示における日本の鉄道の歴史で、戦争の箇所です。
「不急不要の旅を中止する」……不要不急の外出自粛
「會社側も出勤時刻に考慮を加へ」……時差出勤
戦争が終わって75年が経とうとする頃に、別目的でこの事が求められるとは思いませんでした。
休止中の体験コーナーが多い中で、センサーで操作ボタンの代替をしているものもありました。
振った手がセンサー感知し……
パンタグラフが上昇。
来場者に少しでも楽しんでもらえるよう試行錯誤して頂けた職員の方々に感謝です。
連結器の展示箇所にある密着連結器。
「密連」と昔から略して呼ばれています。
本来なら両手で密連の仕組みを体験できるようになっていましたが、こちらは利用できません。
密が回避されている状態です。
京都鉄道博物館退館後は京都水族館へ。
事前予約が必要なく、有効期間延長した年間パスポート掲示で入館できました。
本日二回目の検温でしたが、平熱の為に断られず無事に通過しました。
検温時の妙な緊張感は何でしょうか?
こういう堅苦しくない案内は、子ども達にも分かりやすそうです。
可愛いケープペンギン。
何処を見つめているのか、岩の上で聳え立つ姿に貫禄があります。
♪目を閉じで何も見えず~
谷村新司さんの歌で思い出しましたが、京都水族館・海遊館・須磨海浜水族園の京阪神三都水族館で開催の『世界のペンギン足型コレクション「ペタペタペタ」』のスタンプ捺印期間が8月31日迄延長されました。
※捺印台紙は販売終了しております。
フリッパーをパタパタ。
泳ぐ前の準備体操のようにも見えます。
※京都水族館及び京都鉄道博物館の入場方法・イベント案内等に関しては公式ホームページ等にて御確認下さい
梅小路公園を離れた後は、梅小路京都西から京都まで一駅区間のみ乗車。
奈良線に乗り換えて更に一駅区間だけ乗車して東福寺へ。
京阪に乗り換えです。
因みに往路でも東福寺で京阪から乗り換えています。
往路では両施設の開館時間まで時間に余裕があった為、出町柳迄乗っています。
北浜で購入しながら、わざわざ淀屋橋に寄ってます。
七条で降りて特急で出町柳まで向かいました。
出町柳から叡電で『きらら』に乗り、鞍馬を目指す事にしました。
途中で『きらら』同士の離合。
お互い窓大きさが実感できます。
『青もみじ』は秋の紅葉とは一味違った風情があります。
鞍馬に到着。
ホーム屋根に吊るされた風鈴の音色に心休まります。
叡電と天狗の顔が並んでいます。
石段を上がり鞍馬寺へ。
ケーブルカーで本堂へ向かいます。
本格的に参拝したい方は歩く事をお薦めします。
ケーブルカーに乗っても、降りた先からは坂道・石段を上る必要があります。
本堂に到着しました。
景色も良く、涼しい風が吹き抜けて行きました。
帰りは下りの石段。
上りより下りの方が苦戦します。
再びケーブルカーで下ります。
牛若丸がデザインされた車輛でした。
再び叡電で来た道を戻ります。
折角一日乗車券もっているので、宝ヶ池で乗り換えて八瀬比叡山口にも行きませう。
乗車したのは『ひえい』でした。
叡電は沿線一般利用と観光利用を両立できる車輛が多いのが特徴です。
車両基地が隣接している修学院。
ヘッドマーク付きの留置車も居ました。
漫画・TVアニメとのタイアップ企画が多いのも叡電の特徴です。
こちらはヘッドマークのみならず、一部のラッピングも施されています。
三陸鉄道とデザインを合わせた車輛も居てます。
震災に台風等の苦難が多くありましたが、それらを乗り越えたきた三陸鉄道は逞しいです。
三陸に観光客が戻ってくる事を祈ります。
-追記-
海遊館でミナミイワトビペンギンの雛が孵化したので昨日逢いに行きました。
透明シートが間にある為、雛の素晴らしさを皆様にお伝えする事ができません。
気になる方は、是非海遊館へ足をお運び下さい。
※現在海遊館は事前申込・定員制での営業です
大阪港駅の通路に昔からある写真には「イワトビペンギン」と記されています。
『ミナミイワトビペンギン』として独立前という事が分かります。