昨日(7月1日)から、東海道新幹線で新型車両N700S編成による営業運転が開始されました。

東京駅を朝一番に出る「のぞみ1号」にJ1編成、15分後の「のぞみ3号」にJ3編成を使用するとは、新型コロナウイルスの影響で乗客が激減していた東海道新幹線にとって、明るい話題として大いに歓迎されたニクイ演出だったのではないでしょうか。

 

JR東海では、新型車両N700S編成をJ編成と呼称していますが、30年前にJ編成の名前でデビューしていた編成があったことをご存じでしょうか。

 

1990年5月20日に新大阪駅で撮影したJR東海のJ0編成です!(乗務員室扉の窓ガラス下部に編番を表示。右下方で画像加工あり)

 

昔のJ編成とは東海道新幹線300系のことでした。営業開始前に実施していた試運転期間中の姿ですが、スカート先端部には尖った角のようなものが付けられていました。

 

N700Sの試運転中の姿も多数投稿されていましたが、このような仕掛けは見られなかったようです。300系の営業運用では外されていましたので、何らかの測定用機材のセンサー部分だったのかも知れません。