長弓寺のアジサイ | 鉄道で行く旅

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昨日は、先日に行きそびれた奈良県生駒市の長弓寺へと向かいました。

今回はOsaka Metro(オオサカ メトロ)中央線から近鉄けいはんな線の学研北生駒駅まで画像のOsaka Metro20系に乗車しました。

 

20系といっても新20系ではないため、昭和時代の大阪市営地下鉄車両のデザインが色濃く残っています。

 

この編成は平成元年(1989年)6月生まれです。川崎重工で製造された編成でした。

 

新石切駅から見た生駒山です。山の中腹に見えているのは石切霊園のようです。

 

近鉄けいはんな線の生駒トンネルです。一部は近鉄奈良線の旧生駒トンネルを再利用しています。

 

生駒駅に停車しているときの画像です。私は、いつも近鉄奈良線を利用しているため、(あくまでも個人的な感想ですが)裏口から生駒に来たような気がしました。

 

開業前の試乗会のときに降りて以来の学研北生駒駅に着きました。

 

学研北生駒駅の駅舎です。近鉄生駒駅でよくお世話になる生駒交通のタクシーが停まっていました。

生駒交通の本社は、昔は親戚もいた生駒の小明町になります。「小明」は少し難読の地名でして「こうみょう」と読みます。

 

往路は学研北生駒駅から真弓山長弓寺(真言律宗の寺院)まで歩きました。

 

ハギの花が咲き始めている坂道を下っているところです。

 

ようやく水田の奥に寺院の一部が見えてきました。

 

ムクゲの花のようです。

 

ここで比較のために、私が拝観したことがある有名な寺院の「あじさい園」の参考画像を入れておきます。

比較画像(1) 京都府宇治市の三室戸寺の「あじさい園」

宇治の三室戸寺の「あじさい園」です。(2003年6月)

 

比較画像(2) 京都市西京区の善峰寺のアジサイ苑

京都の善峯寺の「善峯白山・櫻あじさい苑」です。(2017年6月)

三室戸寺も善峯寺も「あじさい鑑賞」のための有料庭園ですので見応えがあります。

ところが、生駒の長弓寺は境内の参道沿いににアジサイが植えられているものですので、アジサイの見学は無料です。

三室戸寺や善峯寺のような圧倒されるような壮観な景色には及ばないものの、アジサイの花そのものを楽しむ点では満足感があると思います。

 

ここから下が奈良県生駒市の長弓寺のアジサイの画像です。

見た目は、参道に沿って、こういう感じでアジサイが咲いています。

 

花の写真撮影が得意ではないため、花の撮影が趣味の方なら、もっと上手くアジサイを撮ることができると思います。

 

奈良県下の寺院では国宝が珍しくないため、それほど有名な建物ではありませんけれども国宝の長弓寺本堂です。

この本堂の竣工年は不明ですが、上棟式の記録では1279年(鎌倉時代)に棟上げを行っているそうです。

 

境内にある長弓寺の鎮守の伊弉諾神社(いざなぎじんじゃ)です。元々は牛頭天王社だったようです。明治時代の神仏分離以前は、長弓寺そのものが神仏習合(神仏混交)だったようです。

1934年(昭和9年)の室戸台風の被害を受けたときに、一層(1階)だけが残存していた三重塔を売却したことがあり、それが流転して、現在はグランドプリンスホテル高輪の観音堂になっています。

 

長弓寺付近に伝わっている「真弓伝説」と関係がありそうな奈良交通の真弓三丁目バス停から学園前駅までバスで帰りました。

バス停の近くにあった「花仙堂 真弓店」です。

 

乗り慣れている奈良交通バスです。

 

近鉄奈良線の学園前駅に着きました。

 

近鉄奈良線の準急で大和西大寺駅に移動して昼食をとりました。

 

大和西大寺駅の地下通路から廃止された北口跡を探検しました。

画像のようなパーティションで囲ってありました。

 

上部に隙間があったのでパーティションの外側からノーファインダーで北口階段に繋がっていた部分を撮影しました。

 

撤去工事中の大和西大寺駅の北口廃止後の階段付近です。(2020年6月)

 

大和西大寺駅の新しい高架連絡通路です。(2020年6月)

 

近鉄奈良線で大阪まで帰りました。(画像はイメージ写真です)

 

アサヒカメラ2020年7月号の増刷版を購入しました。

この7月1日に休刊前最終のアサヒカメラの増刷分が書店の店頭に並べられていました。

もう思い切って買ってしまいました。

【感想】

・カメラ&レンズメーカーの広告はソニーとシグマの2社だけになっていました。

・千曲商会さんの広告が昔と同じ雰囲気を醸し出しており、これが一番アサヒカメラにふさわしい広告だと思いました。

・この7月1日から書店においても「レジ袋」が有料になっていました。これが、この日に一番衝撃を受けたことでした。

(おわり)