皆様、おばんでございます。いつも、ブログへ「いいね」をくださいまして誠にありがとうございます。今回は、東北を駆け抜け、現在では山形新幹線の列車名としても使用されている「つばさ」の事をブログへ書いてまいります。
さて、本日7月1日は、初となる在来線と新幹線を直通する山形新幹線「つばさ」が福島から山形で運行を開始した日です。山形新幹線の列車名で使用されている「つばさ」の歴史は、さかのぼる事、国鉄時代から在来特急としてデビューした1961年から始まりました。
山形新幹線の列車名である「つばさ」は、1961年に上野から東北本線、奥羽本線を経由して秋田までを結ぶ特急列車としてデビューしました。それが、特急「つばさ」の運転の始まりとなりました。その翌々年での1963年12月には、盛岡を発着とする「つばさ」(東北本線を経由)も運行され、上野と福島との間では秋田方面の「つばさ」と盛岡方面が併結して運行を開始しました(盛岡発着の「つばさ」は1965年に「やまびこ」となり廃止される)
1968年のダイヤ改正で、「つばさ」の一部列車は東京発着となり、1973年4月までの間に一部が東京まで乗り入れていた。そして、1985年のダイヤ改正で福島を発着とする列車も登場し、さらに、山形~青森でも運行する列車も登場した。
1991年に山形新幹線の開業に伴う工事により、特急「つばさ」は、運行ルートを、これまでの東北本線、奥羽本線経由から、東北本線、仙山線、奥羽本線を経由するルートへと変更となり、山形新幹線の開業まで、仙山線を経由するルートで運行されていて、「つばさ」は、福島、山形、秋田、宮城、岩手、青森と、みちのくを駆け抜けた特急としては唯一の列車となりました。
久々に仙山線を走った特急「つばさ」
前の塗装の山形新幹線「つばさ」
28年前の今日、福島から山形で運行開始した「つばさ」は、在来特急時代は、東北を駆け抜けた列車であり、今現在では、山形新幹線の列車として東京~新庄までを運行しており、さらにいえば、観光列車である「とれいゆ」という列車も運行されています。